4月12日(土) 勿来港・大洗港 五目釣り
データ 天候:晴れ 気温:5℃〜16℃位 潮周り:小潮 実釣:5:00〜8:00、16:00〜20:00 満潮 6:15 干潮 0:31/14:42(大洗) ポイント:勿来漁港・大洗漁港 釣果 マコガレイ(35cmくらい) 1匹、アナゴ(35〜45cmくらい)3匹
ほかエンピツアナゴ、シャコ、ギンポほかリリース
信じる事・我慢する事・・・神は見放さなかった!! 海だ!海だ!!、久々だ!!!。今年の初釣りは川崎に行ったがあそこは運河なので海というよりは”川”のイメージが強い。なので、一応今年の”海”解禁日だ・・・遅っ!!。もうすぐ手長も始まろうとしているのに・・・。
この時期狙うのはもちろん平べったいもの。今まで何度も狙ってきが、その姿を拝めた事はほんの数回程度。投げ釣りする方にとっては永遠のアイドル的な存在?なのだ。終盤戦に差し掛かってはいるが、常磐ならまだまだ狙えるだろうと一路北へ。
問題は場所の選択。そこそこのサイズのものを狙うとなるとそれなりの”戦略”が必要となる。沖堤に渡ればその確率はグッとUPするが、あくまで陸続き、それも車が横付けできればなおGood!!。そんな場所は・・・。
自分の数少ない脳内データの中からはじき出された回答が茨城北部、大津港〜勿来の辺りの港だ。ガソリンがいくらか安くなったとはいえ節約できるものは節約・・・と高速は千代田石岡まで。それから先はひたすら国道6号線を北上!!。
深夜の日立市内を抜けながらそろそろどの港にするか決めなければ・・・あれこれ妄想を繰り返して今回は超穴場的な雰囲気の勿来港に決定!!。と言うのも前にここで釣っていた時に隣の方が大きなカレイを釣り上げたのを目撃してしまったので。でも最大の理由は混雑してないだろうから・・・。
夜明け前の5時前に勿来港到着。早速準備に取り掛かりイメージ通りの場所へ次々と仕掛けを投げ入れ3本体制でアタリを待つ。先ほどの妄想では30分以内に大きなアタリと共に平べったいものが上がってくるはず・・・なのだが、あっという間にその30分は過ぎてしまう。
漁船が漁に出かけるのを横目で見ながら今か今かとアタリを待つ。途中何度か微妙なアタリがあったのだが針に掛からない。恐らく小魚の仕業なのだろう。さすが福島県(と言っても最南端だが)、早朝は寒い!!。アタリが無いので心の中はもっと寒い!!。
これ以上は書く事も無く皆さんの予想通り?何も釣れずに終了。実際には小さなギンポ?が1匹釣れたのだが・・・。竿を仕舞う8時頃になるとポカポカ陽気になっていた。平潟港・大津港と偵察して大津港の広いところで仮眠・・・車の中だとシャツ1枚でOKなくらいの暖かさだった。
勿来港は予想通り空いていた・・・そして予想通り釣果も・・・。 お隣平潟港もがら空き状態。もうアジは帰ってこないのか!?。 さすが大津港は釣り人いっぱい。釣れているかどうかは分かりませんが。 ひたちなか市の磯崎港。稚鮎やウミタナゴ釣りで賑わってました。 一休みしてお魚求め南下開始。本日の最終予定では夕マズメから夜にかけて大洗港で海ニョロロ(アナゴ)を狙う計画なので、それまではぷらぷらと港散策。うまくいけば稚鮎と戯れようかな・・・とまずは日立港へ。なぎさ公園を覗いてみると釣り人はいるが獲物は・・・あまり芳しくない様子でした。
次に阿字ヶ浦にある磯崎港へ。こちらは結構な賑わいを見せており、地鮎・ウミタナゴなど目の前で釣れる釣れる・・・ようやく目の保養になった気がする・・・。稚鮎釣りをしようかと思ったが入るスペースも無く指をくわえて見守るばかり。
次に向かったのは那珂湊港。定番の一番奥のカドは今日も大賑わい。面白いように稚鮎が釣れまくっている。だがそれ以外は・・・まぁこの日中の時間ではこんなものなんだろう。最後に目的地の大洗港へ到着。相変わらず釣り人は多い。いつもイカ釣りをする護岸が工事で入れなくなっているのでなおさらだ。今年イカ釣り出来るのか?。
夕マズメまではまだ時間があるので再度お昼寝。春そのもの!!といった気分で気持ちいい!!。あっという間に爆睡していた。3時頃に起きてまだ少し時間があるので港内で遊ぼうとヘチをチマチマ探ってみるが、アタリがあるのはサビハゼばかり。あわよくばアイナメでも・・・という夢も断たれてしまう。
4時過ぎ、いよいよ本命?のアナゴ釣り開始。以前来た時に数本上げたお気に入りの場所で釣り開始。2本の竿で対応するも、ここでも反応無し・・・。エサは取られているようなので何かはいるみたいだが。あっという間に1時間が過ぎていくも未だ反応無し・・・もうすぐ夕マズメなのに。
「今日も最悪釣り日記だな」とあきらめていたら、1本の竿に微妙なアタリが。しばらく様子を見ているとまた微妙なアタリ・・・竿をあおってみると何やら重量感が!!。「きたかっ!!」と勢い込んでリールを巻くがあまり生物反応がしてこない。正体は・・・シャコ!!。それもデカッ!!。
まぁ釣れないよりはいいし、シャコだって美味しいんだ。日記ネタ的にはいいだろう・・・。しっかりと針がかかっていたので外すのに苦労していると、もう1本の竿のお尻が飛び上がるくらいの大きなアタリが!!。よく釣り雑誌などで「竿尻が持ち上がるくらいのアタリ」と言う表現を使っているが、まさしくそのようなアタリだった。
シャコはほったらかして、すぐに竿を握り大きくあおるとずっしりとした反応が。リールを巻く間もグングンッと生物反応がある。「きたか本命、海ニョロロ!!」と思ったのもつかの間、寄せてくると何やら平たい・・・カ、カレイだ!!。それもデカッ!!。
一瞬パニックに陥るも「ここで逃がしてなるものか」と慎重に慎重に・・・玉網など当然用意してないし回りに人もいない・・・針がしっかり掛かっている事を願って一気に引き抜く・・・見事岸壁上に着地成功!!。ここでは一応”外道”だが、嬉しい外道だ。
シャコでか!!。食べたら美味そうなサイズでした。隣は1匹目の海ニョロロ。 久々goodサイズのカレイ。こんな所に潜んでいたのか・・・。 岸壁上でカレイがピチピチしているのを見たのは何年ぶりだろう・・・もう記憶にも無いくらい昔の事のような気がする。この姿を見た瞬間「これで今日は家に帰れる・・・」と真剣に思ってしまったところが情けない。いやぁー何度も言わせてもらうが「よかったよかった!!」。
気分が良くなった所で更なる獲物を追加(あくまで本命は海ニョロロ)しようと臨戦態勢に突入。日も落ちて暗くなってくるとまたしてもアタリが。「今度こそ本命か!?」とリールを巻くと予想通り本命がグネグネしながら上がってきた。「任務完了!!」。
ただサイズが不満だったので(すごーく余裕のの感想)、さらなるサイズUP目指し任務延長。これが功を奏し満足いくサイズを追加できた。何と海ニョロロは計6本釣り上げる事が出来た。3本はエンピツサイズだったのでお帰りいただき3本キープ。久々自分的には「大漁旗」だ。
手長エビシーズンに入る前にいい思いが出来たので、気分よく手長を迎えられそう。でもその前に「二兎を追っちゃう?」。
カレイは35cmくらいかな。アナゴも1匹はそこそこサイズ。満足です。