10月20日(土) 袖ヶ浦・下州港・木更津港 イイダコ(ハゼ)釣り

データ
天候:晴れ  気温:23℃位  潮周り:長潮  実釣:日中いっぱい
満潮 13:43/22:20  干潮 4:59/19:20(木更津)  ポイント:袖ヶ浦海浜公園・下州港・木更津港
釣果 ミニメゴチ・ミニシロギス・ミニセイゴ・ミニハゼ数種類(リリース)

食べておいしいイイダコ・・・何処にいるの???

秋はいろいろな魚が釣れる一年で一番いい季節。皆さんも思い思いの釣りを楽しんでいる事でしょう。数年前からこの時期の定番となりつつあるイイダコ釣り・・・と言ってもいい思いをしたのは最初の年だけで、その後全然パッとしない。まぁ陸からなので仕方ない事なのだが、毎年のようにチャレンジしてしまう。

今年は船のイイダコ釣りはそこそこ釣れているようなので、もしかしたら陸からでもいいのでは?と気合を入れていつもの袖ヶ浦海浜公園へ。釣り場へ向かう途中前日からの雨が少し残っている所もあったが、袖ヶ浦はすっかり止んでおり、うっすらと青空も。

朝6時少し前に袖ヶ浦海浜公園に到着して車を降りた瞬間”ビュワァー”という音とともに吹き荒れるすごい風。テトラ帯を見ると打ち寄せる波でしぶきが上がっている。陸からの風ならまだ許せるのだが、海から真正面に向かってくるいじわるな風なので、投げても飛ばないだろう・・・。

釣り人もルアーマンが数人いる程度で投げ釣り師は誰もいない=釣れない?。少しの間悩んだが、ダメ元でチャレンジしてみる・・・1時間半投げっぱなしでアタリ無し。釣り船も来ない所を見ると「ここにはいない」という結論がでた。すごすごと退散し「さて何処いこう?」。

袖ヶ浦海浜公園から見たアクアライン越しの富士山。釣れなくても癒される・・・。

一応もう一つ候補に上げていた場所があったのでそちらへ移動。富津岬の付け根にある下州港だ。釣り雑誌にイイダコが結構釣れると記事が出ていたので、信じていたのだが・・・。結構大きな港なのだが、釣り人はそこそこいるといった感じで混みあってはいない。港内を中心にイイダコテンヤを投げて探ってみるのだが、ここでも全く反応無し。

一往復半してもアタリが無いので、エサ仕掛けに変更して探ってみるとすぐにアタリがあり、10センチにも満たないミニメゴチが釣れた。続いてミニセイゴ、ミニハゼとアタリが続き結構面白い・・・完全に当初の目標を忘れている。そして極めつけはワカサギよりも小さいミニシロギス・・・。

ワカサギよりも小さいミニミニシロギス。8号針に掛かったのが不思議・・・。

外側のテトラ帯では木ッ葉メジナ、港内ではピンギスなどが釣れておりとてもまったりとしている。気温もグングン上昇し、半袖でも平気なくらいだ。これでイイダコが釣れれば言う事無しなのだが・・・。

結局昼過ぎまで港内で遊んだが、反応があるのは魚のお子様ばかりで軟体系は無反応。ここにも居なかった・・・。こうなってはもうネタが無い。ここから近い大貫港でも行ってお茶を濁すか新規開拓するか、最初の袖ヶ浦に戻って満潮時に賭けてみるか・・・。

結局袖ヶ浦に戻り、ダメならハゼでも・・・と再び車をUターン。時間があるので、この辺りはよく通るのだがまだ行った事が無かった富津岬の先端に足を延ばしてみる。先端にある展望台?に昇って東京湾内を一望・・・うーん、いい景色だ!!。

富津岬先端の展望台より。左側が東京湾・右側が内房・・・でいいのかな。

袖ヶ浦に向かうため木更津市内を通過中、ふと「そういえば木更津港内でもハゼ釣れるよな!!」と思い出し、どんな具合か寄り道してみようと中ノ島にかかる橋の下に行ってみると・・・沢山の釣り人で賑わっている。目の前で20センチはあろうかというジャンボハゼを釣り上げる地元おじさん。そして何よりも目が釘付けになったのが、すぐ100m位の沖合いに何と”イイダコ釣りの釣船”が停泊してたことだ。

すぐに双眼鏡を取り出して覗いてみると・・・ポツリポツリではあるがテンヤにイイダコがのっている。「ここにいたのかぁ・・・」と袖ヶ浦行きは当然中止。空いていそうな場所を探してエサつき仕掛けを投げ込む。ジャンボハゼとイイダコが掛かってくれば・・・とまたも妄想癖が。だが現実は・・・。

ハゼは掛かるのだがここでもミニサイズばかり。ポイントは地元釣り師に押さえられているのだろうか。結局ここでも軟体系は一切無し。釣り船が来るのだからいるはずなのだが・・・。やはり船からでないと厳しいのか、イイダコ釣りは。

久々に日中いっぱい釣りをしたが、見事に小物釣りの一日となってしまった。天気がよく気持ちのいい一日だったのがせめてもの救いか。お土産無く帰る道のりは夕方の大渋滞・・・。

木更津港からみた夕陽。ここでも右側にはうっすらと富士山が。