9月9日(土) 北茨城市・平潟港 五目釣り

データ
天候:曇り  気温:25〜30℃  潮周り:大潮  実釣:朝・夕・夜
満潮 4:44/17:07  干潮 11:07/23:12(大津港)  ポイント:平潟港・勿来港
釣果 メバル 1匹

大好きな釣り場だったのに・・・

今週末は大潮。釣りをするにはもってこいの気候。行くしかないでしょ、”海に”。場所は?・・・直前までアレコレと悩んではみたが、今シーズンの常磐地域の好調な勢いを見込んでお気に入り釣り場No.1の平潟港に決定!!。

久々の平潟港、朝マズメにはアジが鈴なり・・・というイメージトレーニング?をしながら、ひたすら深夜の国道を北上。途中大洗や那珂湊、日立港の標識を見るたびに右折してしまいそうになりながらも、頑張って茨城の最北、平潟港まで車をすすめる。

久々の平潟港・・・何も変わってないな(この時点ではそうだった)。いつもの市場前には2人竿をだしていたが、芳しくないとの事。時間はまだ2時過ぎだし、これからだと思い込んでチョコット仮眠、朝マズメの大爆釣を夢見ながら・・・。

時間通りに起きると、いつもの釣り船(タラ狙い?)が出港の準備をしている。常備灯がある場所に陣取ってアジ釣り開始。先客に伺うと「全然ダメ!!」。まぁまだ日も上がってないし、これからだろうと勝手に決め付けていたのだが、この時点で今回の”負け”は決まっていたような・・・。

外堤防から昇るお日様を横目で見ながら、「さあこれから忙しくなるぞ!!」。 朝マズメの港の風景は結構好き。そこはかとない旅情が漂ってくるような・・・。

うっすらと白み始めた空。それなのにただ波間に漂うだけのウキ・・・。「アジ来ないじゃん!!」。おかしい!!。絶対におかしい!!。今年の常磐は楽しいハズ。大洗や那珂湊、日立港であれだけアジが釣れたのだから、ここ平潟でも釣れるはず!!。ちゃんとした実証の上に立てられた”妄想”なのに・・・。

「今日のアジはお寝坊さんなんだ・・・」と現実を否定するかのように、せっせと仕掛けにコマセを付けては海に投入の繰り返し。そしてついにその時が・・・。ウキが勢い良く沈み込み、疑いないほどのアジのアタリ。「やっと来たか・・・」と竿を上げると重い!?。魚の反応というよりは根掛かり?と言った方が適切なくらいだ。

「アレ?」「どうしたんだ?」この状況をうまく理解できぬまま竿を上げると、ようやく根から離れたようでリールを巻くことができた。なにやら重いがビクビクしない・・・。上げてみると確かに魚が付いている。堤防上にころがっている魚は・・・メバルだった。それも16センチのまあまあサイズ。アジではなかった・・・。

その後はこのメバルの子供らしきミニミニサイズのメバルとお呼びでないボラの3連発で意気消沈。アジの姿を見ないままサビキ釣りは終了・・・。今年こそは大丈夫だと思ったのに。

明るくなってから分かった事だが、外側の堤防の形状が変わっている。白灯台の堤防から内側に向かって新たに堤防が延びているではないか。いつの間に・・・。これが原因となって魚が入ってこなくなった?(根拠なし)。こうなると夜のアナゴはどーなんだろう?。確かめなくては。

サバ読んで16センチのメバル。あと2,3匹は欲しかった。 堤防先端から内側に延びる新しい堤防。ただ、今は立ち入り禁止。

時間はまだ8時過ぎ。平潟港内を一通り散策して隣の大津港へ偵察に。ここは人・人・人・・・。外堤防では青物とヒラメの鉄火場となっているようで大賑わい。散策中にも時折ソウダガツオが上がっていた。ヒラメの姿は見えませんでしたが・・・。

昼まで爆睡して、さて夕方までどうしよう?。大津港は混んでるし、平潟港は釣れそうに無い。こんな時は・・・勿来港だな、(釣れないから)空いているだろうし。そして釣りをする事約2時間、魚の反応なし・・・。やっぱそうだよな・・・。

平潟港に戻り、最後の砦アナゴ釣りに賭けてみる、これがダメなら・・・。市場前に陣取り投げ竿2本にイカの切り身を付けてアタリを待つ。いよいよ暗くなってきてアナゴ釣り本番。しかしアタリは・・・。平潟港にしては結構釣り人がいて賑わいを見せているが、どちら様にも魚の反応は無い様子だ。

夜8時頃まで粘ってみたが、アタリは一度も無し。エサさえ取られずに完敗状態。本当にどうした平潟港・・・。お気に入り度一番の港だったのに、ここ最近の釣果ときたら・・・これでお気に入りリストから削除かな。新たなお気に入り釣り場を探さなくては・・・。

大津港の小堤防。ここは竿の見本市か?。竿の持ち主は何処に・・・。 大津港の外堤防。こちらは釣り人のオンパレードで入る隙間も無いくらいだった。