| 今週も気が付いたら来ていた大洗港。 先週、初めてイカを釣った。シーズン終盤ながら、初心者でも釣れた。色々な話を総合すると、次にシリヤケイカの群れがこちらに回ってくるのは数年後、５〜６年周期で回ってきているようなのでそのくらい待たなければならない（はずだ）。５年は長い。５０歳（近くに）なってしまう・・・。ならば・・・まだ居残り組みがいるはずだから、チョッカイだせば、遊んでくれるかも。 気が付けば、深夜の国道６号線を北上していた。昔は月に２〜３回鹿嶋港に通った事もあるのだが、この年になると２週続けて常磐の海に通うのはチトつらい。でもイカは待ってくれないのでしょうがない。全く気温が下がらない熱帯夜の中、深夜の大洗港に。 今週は豆アジはやらないので、夜明けまで仮眠。うっすらと明るくなってきた４時ころに先週と同じ場所に釣り座をかまえてシリヤケイカを迎え撃つ。エサは豆アジ。波間に漂うウキを見ながら、ふと見ると綺麗な日の出が。そう言えば先週は日の出見なかったな。今日は（も）・・・暑くなりそうだ。 今週は先週に比べて釣り人の数が少ない。連休なのに？と首をかしげるのだが、まぁすいている方がいいのでこのまま増えなければいいのだが。ただ・・・不安なのは先週は沢山いた地元のイカ釣りオヤジどもが今週は出てきてない事。ウキで狙っている人は２人くらい。あとは、若い方たちがエギをビュンビュン投げているだけ。「やはり先週がラストチャンスだったのか・・・」。 お日様も完全に昇りきり、真夏の予感をさせてくる。が、イカの予感は全くしてこない。ウキを流しては巻き上げ、流しては巻き上げ・・・の連続。微妙なアタリらしきものはあるのだが、のって来ない。ようやくウキが沈み思いっきり合わせて上げてきた待望のシリヤケイカも水面にて痛恨のバラシ！！。このままではヤバイ・・・。
しばらくの間、この痛恨のバラシを悔やむ状態が続く。「もしかしたら今年最後のイカだったのかも・・・」「イカの神様は我を見放した・・・」あまりに暇な状態だったので、気持ちはネガティブに。それでも時折エサを確認するとかじられた跡があるので居る事は居るみたいだ。 もう完全にあきらめかけた１１時頃（そんな時間まで粘るなよ・・・）、本日２度目のイカをフック！！。慎重の上にも慎重を重ねて抜き上げたのは、やや小振りのメンチカツサイズ。それでも念願の、熱望の、待望の、待ちに待った・・・シリヤケイカだ！！。有無を言わさず即効キープ！！。こうしてボーズは免れた・・・。 ただ、１杯上がった後はまたしても沈黙状態に。このままやり続けても体力の消耗が激しいだけなので、夕マズメに最後の期待をかけるとして、しばし休憩しようと竿を上げると・・・ん！、何やら重いぞ、もしや・・・。 期待を込めてリールを巻くと、大きなお星様状態の物体が！！。「なんだ、ヒトデか」と思いきやそのお星様状態の腕？がグネグネ・・・。？？？、「タコだぁ！！」。それもイイダコではなく真ダコみたいだ。全然大きくないので一気に抜き上げると堤防上にタコ坊がウネウネ。せっかくなので、こいつもキープ。どーやって食べる？。
車に戻ってしばし休憩。今日は海風が気持ちよく・・・とはいかず、クーラーガンガンに効かせないと１分ももたない。ゆっくりと休んで夕マズメ前に恒例？の港内散歩に出ようとした時、電話が。Ｂｏｏさんからだ。今朝、またしても大洗に来ていることをメールしておいたのだが、今日はＢｏｏさんは銚子港からの沖釣りに出られているとの事。 帰りに寄っていただけるとの事で感動！？のご対面。直接お会いしてお礼が言えたのでよかったよかった。しばし釣り談義に花が咲き、常磐釣り情報を仕込みいれ、おまけに、今日沖にて釣り上げたばかりの貴重な釣果までおすそ分けいただき、感謝感激！！。ありがとうございました。 これで一気に元気が出て、残された夕マズメ、ぜひとも１杯は！！と気合を入れて埠頭先端へ。相変わらずイカ釣りの人は数人のみ。それでもめげずに漂うウキに注目していると微妙な変化の後ゆっくりと沈んでいく・・・。思いっきり合わせると「ズシッ」と重量感が手元に伝わってくる。「のった！！」。 慎重に取り込みレギュラーサイズをゲット！！。イカをはずしエサを代え、仕掛けを投入して釣れたイカをかまっていると、またしてもウキに変化が。合わせると・・・重い。連荘だ！！。ただ、こいつは水面にて痛恨のバラシ。ガックシ・・・。 その後暗くなるまでに２杯追加し、夕マズメで３杯。都合４杯と１匹！！。これって結構満足する釣果じゃないですか。終わりよければ・・・。 次いつ回ってくるか分からないが、今回のシリヤケイカ祭りに参加でき、釣り上げられた事は貴重な経験になった。またしても新たな領域に足を踏み入れた・・・。
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