4月1日(土) 鹿嶋港 五目釣り
データ 天候:晴れ 気温:10℃位? 潮周り:中潮 実釣:朝〜夕まで 満潮 5:05/18:57 干潮 11:52/23:45 ポイント:ポートラジオ・港公園 釣果 稚鮎・・・数匹、変なカニ、変な魚(アナハゼ?)すべてリリース
お花見気分に誘われて・・・ やっとこさ海での釣りが賑わいを見せ始める季節がやってきた。街にある桜の木はようやく満開に近くなり、街行く人々も厚いコートから解放されていくらかハイテンションになっていく。そんな中、どういう訳かこちらの「釣り気分」も一気に上昇し、「海に行きたい・・・」病が出てしまった。
このシーズン開幕当初の釣り物は・・・やっぱり常磐のカレイ・アイナメでしょ!!。「座布団」や「ビールビン」なんておこがましいので、小物釣り師らしく、「手のひら」や「デカビタ」サイズでもいいので、お魚さんの姿を拝見したい・・・。
場所は久々の鹿嶋港。昔(10年ほど前)は月に2度は通い詰めた事もあるくらい釣行していたが、ここんとこご無沙汰しており、たまーに顔見世しておかないとお魚さん達に愛想付かされてしまう。稚鮎も回ってきている事だろうし・・・。
そうと決まれば早速行動。深夜車を飛ばして久々の鹿嶋港はポートラジオに到着。いつのまにかガードレールができている。真夜中3時、自分以外に人の気配全く無し。ポツンと止まった車の中で朝まで仮眠・・・ちょっと怖かった。
久々の鹿嶋港の日の出。風も無く穏やかな朝だった。釣果も・・・。 ウンともスンとも言わない竿。周りの状況もほぼ同じでみんな暇そう。 目が覚めると夜が明け始めている。車も何台か到着していた。よかった、一人ぼっちじゃなくて・・・。すぐに準備に取り掛かり思いっきり第一投目を航路に向かって投げ込む(でも80mくらいしか飛ばない・・・)。続いて二投目を投げ込み・・・暇になった。
投げ釣りは仕掛けを投入してしまうとする事があまり無い。ヘチを探ってみるものの反応無し。海面をみると何やら小魚が・・・もしかして稚鮎?。すぐにのべ竿を取り出し、パニック仕掛けを付けて投入。群れが来るとそこ目掛けて仕掛けをソッと入れる・・・釣れた!!。
間違いなく稚鮎だ。こりゃ投げ釣りの合間は楽しくなるぞ・・・と思ったが、やつらも殺気を感じ取ったのかこちらに群れて来ない。ずーとのべ竿を上下させながらお誘いしてみるのだが、ふられっぱなし。チカといい、チアユといいどうも海の小物系には好かれていないようだ。
投げ仕掛けも4,5個仕掛けをロスト。上がって来たのは変なカニ。一瞬「毛ガニ」かと思ったがこんな所にはいないだろう。いくらエイプリルフールだからって・・・まさか・・・まさかネ。調べてみると「栗毛ガニ」「クリガニ」みたいだが、真相は?。下の写真見て判ったら教えてください。
昼頃まで粘ってみたが、投げはカニ1匹。稚鮎は5匹。完敗だった。その後、久々なので新浜や鹿島灘漁港周辺を散策しながら港公園へ。ここなら稚鮎も釣れるだろうし、ヘチでアイナメに出会えるかも。第二部の開幕。
めちゃ混み状態の港公園。竿の見本市会場となっていた。で、釣れたのでしょうか?。 廃線かと思っていた線路に貨物列車が。まだこの線路生きてたんですね。 堤防先端に陣取って稚鮎を誘い続けるのだが全く反応無し。この頃になると風もかなり強くなってきて、のべ竿も風にあおられて非常に釣りづらい。波しぶきこそ飛んでこないが海面も所々ウサギが走っている。一日中穏やかな天気のほうが珍しいのだろうが、海辺の天気というものはよくわからん。
稚鮎には完全に見放され(はぐれ稚鮎が1匹のみ)、ヘチ狙いに最後の夢を託す。が、これまた反応が鈍い。空いている場所にエサを落として反応をみるが、アタリがあるのは生物ではなく我が地球のみ。どうにか先端でアナハゼ?らしき20センチ級の生物をゲットするもそこまで。
写真撮ってないのですが、アナハゼかコチに似ており、バケツに入れておいたらネバネバ系の粘液をだしてました。色はコチと同じ色で微妙に模様があり。
そんなこんなで丸一日鹿嶋での釣りを”楽しんで”きました。こちらは春にはまだ早かった・・・。
変なカニの正体は??。港公園でも針に掛かってきました(バレたけど)。 予定ではこの稚鮎がバケツいっぱいになるはずだったのだが・・・。