10月29日(土) 東京都北区・新河岸川 ハゼ釣り

データ
天候:曇り  気温:15℃位  潮周り:若潮  実釣:7:30〜10:30
満潮 2:36/15:10 干潮 8:38/21:25(芝浦)  ポイント:新河岸川・知水資料館前
釣果 ハゼ(12,3センチ) 1匹(リリース) 

今話題のハゼ釣りスポット、新河岸川へ。

まずはここんとこ恒例となりつつある気象庁への文句から。またしてもこの週末の天気予報を見事にはずしていただき、あいた口が塞がりません・・・が今回に関しては前の2回とは逆パターンでのはずし・・・私にとってはプラスとなるはずしだったので、文句はいいません。ただ、雨のマークがついていたのに薄日が差すって・・・これはこれでちと問題ありなのでは?。

さてさて、今回はいろいろと掲示板のほうで情報が寄せられている新河岸川へ行ってまいりました。荒川に沿うように流れる新河岸川・・・恐らく東京の方でも地元の方くらいしか知らない川だと思います。ただ、言い方を変えれば・・・花火で有名な隅田川の元となる川(ちょっと苦しいが)・・・これで一気に全国区の知名度になるでしょう。

今回竿を出した場所は、東京都北区の赤羽地区、岩淵水門(荒川より分かれて隅田川がはじまる場所)にある知水資料館前の新河岸川。川幅は掲示板の方にも書かれてましたが、浦安の境川くらい。両岸をコンクリートで固められた、いわゆる”都会の川”です。おせじにも水の色は綺麗だとは言えません。なんせ上流側には工場もいっぱいあるし・・・。

ただ水面を見ると、セイゴかボラの子が泳ぎ回り、時折30〜40センチ位の個体がジャンプして驚かせてくれたりします。東京湾からはかなり上ってきていると思われるのですが、一応汽水域に入るのでしょうか???。水をなめる勇気が無いので、塩分濃度は・・・。

こちら側の護岸は整備され、ゆっくりと釣りができます。 下流側。遠くに見えるマンションの辺りから「隅田川」となります。

7時半に釣り開始。はじめる時に丁度雨が降り出し、「天気予報も当たったな!!」と思いながらも橋の下に場所を構えたので濡れずに準備を進める。エサを付けていよいよ投げる頃には、すでに雨も止んでいる。「ラッキー!!」と広い方に出て第一投を中心部へ。底は多分泥が溜まっているような状態で、手前に引いてくるとゴツゴツとした感触で根掛りを起こす危険ゾーンになるみたい。

やや対岸寄りの中心部狙いで仕掛けを放り込んで置き竿にしておくと、穂先がピクピク!!。ゆっくりと巻き上げると大本命のハゼどん。サイズはちと控えめな12、3センチくらい。ただ、東京湾からの距離を考えると・・・十分なサイズではないだろうか。

心は一気にヒートアップ!!。さらなる大型を狙い中心部へ投げ込む。ただ、この時間下げの潮(流れ)がかなりきつく、12号のオモリも簡単に流されてしまう。ボートキス用のテンビンに2本針仕掛けでやっていたのだが、2回に1回は仕掛けが絡みつく状態になってしまう。根掛りで針が1本になったことをいいことに、ハリスを短くして対応すると絡みもなくなった。

その後も何度かアタリは出るのだが針掛かりしてこない。「アレ!?」こんなはずじゃ・・・。あの1匹は出会い頭の事故だったのか・・・。

10時を過ぎると潮(流れ)も緩やかになり釣りやすくなったのだが、肝心のハゼどんが。天気の方は薄日も差すくらい大ハズレしているのに、ハゼどんは一向に口を使ってくれない。おかしい・・・。

結局今回の釣果は1匹にて終了。と言う事で急遽今回は試し釣りという事に・・・。ただ、いる事は確認されたので期待は十分持てます。いつまで釣れるのかは判りませんが、晩秋の楽しみがこんな近くで出来るなんて・・・情報をくださった皆様、ありがとうございました。

ちなみに、上の写真の干上がった場所でゴカイが獲れるみたいです(小さめですが)。うまくいけばエサ代も掛からないで釣りが出来るかも・・・。

本日唯一の釣果となってしまったハゼどん。この時期、こんな近場で楽しめるなんて・・・お気に入りの場所一つ追加。