| すべてにおいて空回り 久々の海。と言うか今年初の海。遅すぎる〜〜というご非難は右から左へスルーして、あれこれ妄想。「何処へ行こう」「いや、今何が釣れる？」「天気は？」「混雑具合は？」・・・連休前半は頭の中はこればっかり。ネットで情報を収集するも決めきれない。 結局、房総方面へ白ギスメインにあわよくばイカやらアジやら楽しく・・・という行動に決まり４日夜に自宅を出発。最近は連休最終日の前日に行楽地から帰ってくるのがはやりなのか、４日から５日へ日付が変わる頃でも東名や中央は渋滞中。それも20〜30キロというとてつもない数字。いやはや・・・。 こちらは渋滞することなく、首都高から一般道経由で富浦新港に到着したのは５日午前１時頃。悲しい釣り師の習性で、一眠りする前に堤防に上がってエギを一振り二振り・・・だめだとは分かっていても、海を目の前にするとどうしても体が動いてしまう。 案の定何事も起こらないまま車に戻り朝まで仮眠zzz・・・。
朝４時半、うっすらと明るくなった頃に起床。目の前が釣り場なので、すぐに仕掛けにエサを付けて第一投。寝る前にすべてを準備しておくと、起きてからが非常に楽である。投げてはさびき、投げてはさびき・・・ムム？反応無し。 白ギスはまだ就寝中かと思われたが、しばらくしてフグ、次にメゴチと外道達は元気のようなので、今度こそ本命か！！と気合を入れるも音沙汰無し。そのうちにボート釣りの一団が親船にえい航されてご出発。ただ目の前を通過してはるか沖合いに出て行く・・・。 と言うことは、白ギスのポイントはまだまだ沖合いって事か！！。これじゃあいくら投げても反応が無い訳だ、納得・・・って納得してる場合じゃなかった。はぐれ軍団が回ってくるかもしれないもで、もう少し頑張ってみる。 が、結局反応ないままここをあきらめ、次の場所をあれこれ考えてみる。せっかくここまで来たのだから、もう少し南下して、館山の自衛隊裏に行ってみる事に。この場所は初めてなのだが、車横付けで結構便利（釣れれば）かも。 向かい風が少々うざったいが、めげずに「えいやあっ！！」と思いっきり遠投する。といっても私の腕と安物の釣具では８０メートルが限度だが・・・。手前までは障害物は無いようだが、アタリも無い。ここでも投げてはさびき、投げてはさびき・・・反応無し！！。
結局ここでも本命の姿は見ることが出来ず、またもメゴチのみ。まだ陸からの白ギスは早かったのか・・・腕が悪いだけなのか・・・。投げ疲れて車の中でしばし休息zzz・・・。 さぁ次は何処行こう。せっかくここまで来たのだから、もう少し南下して・・・ってさっきと同じじゃないか。頭の中では南下しても乙浜港しか知らないので、何の考えも無く乙浜港へ。ターゲットをアジに変更。ここまでくればアジの一匹や二匹くらいは軽い？？。 連休最終日といえども港は混んでいる。様子をみながら港内を一周するが、目だった釣果は無し。地元ご老人が３〜５センチくらいの超豆アジをパニック仕掛けでせっせと釣っているくらいだ。あまり芳しくないようなので来た道を戻って北上し、たどり着いた所は船形漁港。 以前アジを釣ったことがある港なので期待していたが、ここでも地元の皆さんがせっせと釣り上げているのは乙浜と同じ超豆アジ。それも２メートルほどののべ竿で、小さなウキに小さな針・・・まるでタナゴ釣りみたいだった。これはこれで面白そうなのだが・・・。 だめもとでサビキ釣りをはじめると、しばらくしてウキに反応あり！！。「そらきた！！」とリールを巻くとなにやらアジよりは細長い・・・イワシだ！！。１５センチほどのイワシが面白いように釣れるのだが、お呼びじゃないのでリリース。余ったコマセを隣の方に差し上げてここでの釣りを終了。
とうとう夕マズメ。最後に選んだ場所は最初に来た富浦新港。ここでエギでイカを仕留めて一発逆転といこうではないか。人が少なくなった堤防をてくてくとエギを投げながら攻めてみるが、全く反応無し。同じような釣り人が数人いたが、反応は無いみたい。最終回、一発逆転ホームランならず。 とうとう本命は１匹も釣れず、フグ・メゴチ・イワシ・ボラの外道４目釣りにて終了。なんとも情けない今期初海釣りとなってしまった。ただ、最後は予定通りに行ってみたかった「ばんやの湯」に立ち寄り、疲れを癒して帰路に。ここは２４時間営業の立ち寄り湯。釣り人にはありがたい施設だ。５００円だし・・・。 |
