10月23日(土) 袖ヶ浦市 イイダコ釣り
データ 天候:晴れ 気温:20℃位 潮周り:小潮 実釣:6:00〜12:30 満潮 14:46 干潮 7:16/20:24 ポイント:袖ヶ浦海浜公園 釣果 イイダコ 9匹
しばらく釣りに行かないうちに10月も終わりに近づいている・・・やばい。台風とレッズの好調のせい?で、週末釣行の予定がなかなか思うようにいかない。でもそろそろ潮の香りを嗅がないと体調が・・・。 てな訳で、今回は久々に海に参上!!。掲示板の方で話題になっている「ハゼどん」も捨てがたいが、前から一度やってみたかった「イイダコ」釣りに挑戦する為に袖ヶ浦へ。
イイダコ釣りと言えば、船の上からラッキョウの付いたイイダコテンヤで狙うのが普通だが、今回は陸からの投げ釣りで狙う。今までにも投げの外道として釣れた事は何度かあるが、わざわざ「イイダコ」を狙って釣るなんて・・・そんな釣り人はあまりというかほとんどいないでしょう。
ただ、どうやって釣っていいのか分からない。場所は袖ヶ浦の海浜公園がいいと言う事は知っていたが、ネットで検索するも、ヒットするのは船釣りばかり。数少ない情報を元にどうやら普通のキスを狙うような投げ釣りスタイルでいいらしい。
まぁ釣れなくても袖ヶ浦ならいっぱい水路があるので、保険としてハゼ釣りで楽しめるだろう・・・という甘〜い考えで出発!!。
このテトラ一帯が釣り場。奥に見えるのはアクアライン。日の出後の早朝はほとんど釣り人はおらず。 途中、釣具屋にてエサ(これも乏しい情報から探したのだが、エサはジャリメがいいらしい。ホントかな?。)と一応イイダコテンヤなるものを購入して袖ヶ浦海浜公園に。風がやや強く、少し波もあるあいにくの条件。さらに釣り人もほとんどいない・・・不安だ。
早速釣り場となるテトラ帯に下りて(所々ハシゴや板がかかっている)適当な所に場所を決めて仕掛けの準備。7号針2本の市販の投げ釣り用仕掛けにエサを付けてこれも適当に放り込む。こんなんでいいんだろうか???。
次にせっかく買ったのでイイダコテンヤを試して見る。こちらも適当に投げてズルズルとひきずってくる。がアタリ無し・・・ってイイダコのアタリってどんなの??。
よく考えると、タコなんて狙って釣った事ないんだから、釣り方はおろかアタリなんて想像がつかない。まさか魚みたいにビクビクくる・・・なんて事はないだろうし。得意の周辺偵察→釣り方を盗む戦法も肝心の釣り人がいないし・・。
30分程テンヤを投げまくっていたが、一向に釣れる気配がないのでテンヤを諦め投げ仕掛けで勝負する。ここのテトラは思ったより足場がいいのだが、それでも後ろに壁があったりと今一投げ辛い。向かい風のせいもあって70〜80メートル投げるのがやっとだった。
どんなアタリなんだろう・・・と思いながらリールを巻いてくると、さびいていた竿が急に重くなる。「根掛りか・・」と思ったがリールは巻ける。そして生物反応は無いが、なにやら重い・・・もしかして・・・。
見事上がってきた仕掛けに小さな物体がくっついている。紛れも無い「イイダコ」君だ。「おぉ〜釣れた釣れた」一瞬の感動を覚える・・・大袈裟か。
釣り舟がこんな近くまで。魚影(タコ影)が濃いのだろう。シーズンまっさかり。 保険として押さえていた水路(今川橋)。あまり釣り人がいなかったが、釣果は???。 この妙に重くなる感覚がイイダコがエサに乗った時なんだろうか。半信半疑で繰り返し投げ続けると、時たま先ほどと同じように竿が重くなる時があり、うまくあわせる?と、イイダコが針に引っかかってあがってくる。
これがそうなのか!!。コツさえつかめばカンタンカンタン・・・とまではいかず、アタリ(重み)はあるのだがなかなか釣れない。30分後に2匹目ゲット。こいつは手ごわいな・・。
ふと気がつくとすぐそばまで釣り舟が寄ってきている。と言う事はイイダコ君はいっぱいいるのだろうから、頑張れば20,30は釣れるのでは・・・なんと甘い考えか。
12時過ぎるまで投げては巻くの繰り返し。恐らく1年分以上の投げ込みをしただろう。結果はツ抜け手前の9匹。全くの初心者とすればまぁまぁの結果?。途中、ピンギスやメゴチも掛かってきたがすべてリリース。あと何度か途中でバレたのもあったので、うまくいけばもう少し釣果は伸びたかも。
情報では11月までは楽しめるようなので、機会があればぜひもう一度チャレンジしてみたい。というか、結構ハマってしまったかも。あの急に重くなる感覚、巻き上げる時の重み・・・面白い!!。ただ、針を外す時に手にまとわりつくのと、時たま水を吹っかけるのには手を焼いてしまうが・・。
しかし、何でいつもこんな変な(イイダコ君失礼)ターゲットに興味を持ってしまうのだろう・・・。
今回は用意していかなかったが、脱走防止が必要。煮付けにして美味しくいただきました。