3月22日(土) 群馬県・赤城大沼 ワカサギ釣り
データ 天候:曇り 気温:朝-5℃位 日中2℃位 潮周り:-- 実釣:6:40〜13:30 満潮 -- 干潮 -- ポイント:水門前 釣果 ワカサギ(7〜11センチ) 7匹
赤城大沼はまだまだ真冬状態
今年はなかなか暖かくならない。去年の今ごろは桜が咲いていたのに、今年は花見が4月に入ってからになりそうだ。でもこれが例年並なのだろうか?。比較的暖かい冬に慣れてしまった体には今年はとても寒く感じてしまう。連休中日、最後の冬を満喫?しようと赤城に登る。榛名湖と違い、ここのワカサギは厳しい事は百も承知だ。最低5匹、出来ればツ抜けという超ネガティブな目標をクリアーしようと−5℃の世界へ。
普段はあまり行く事が無い水門方面のポイントに入る。すでにたくさんのテントが密集している。釣り場所を決め、まず最初に氷に穴を開ける・・開ける・・開かない!!。一体氷の厚さはどの位あるんだ!!。
厚さ70〜80センチの氷に穴を一つ開け終わった時点で「ぜぇぜぇ・・はぁはぁ・・」。普段力仕事をしない腕はブルブル震えている。だがこれで終わりでは無い!!。魚探用の穴をもう一つ開けなければならないのだ。休み休み二つ目の穴を開け終わり、ようやく釣りが出来る状態になる。この時点で「今日は場所移動は出来ないな・・」と覚悟を決める。
仕掛けをセットし、釣り開始。誘って誘ってしばらく様子見・・・したいのだが、先程の穴開けで腕が震えてしまい、最初のうちは思うように釣りが出来ない。魚探の反応は真っ黒状態。魚はいるみたいだが案の定喰ってこない。いつもだとこの状態のままなのだが、今日は早々と1匹目が釣れてしまう。
腕の震えも収まり、「さあ、これからだ」と気合が入るが、魚の方は気合が入ってないのか、続けて釣れる事はなかった。たまーにアタリがあるのだが、アタリだけで一向にのってこない。さすがは赤城、ヘタッピーには全然微笑んでくれない。
魚探の反応は真っ黒なのだが・・
水深4.6メートル。上から下まで魚で真っ黒なはずなのに、何故釣れない??。一度でいいから氷の下の世界を水中カメラで覗いてみたい。本当にワカサギの大群が泳ぎまわっているのかどうかを・・。周囲のベテランさんの声も「アタリがねぇー」「だめだぁー」。でもだめでも20〜30は釣っているのだろう。こちらは10時までにたったの4匹!!。穴を開ける力は残ってないので、場所移動は出来ない。幸い魚探には反応が出続けているので、覚悟を決めて釣り続ける。
べた底狙いだとモロコ(クチボソ?)がかかってくる。いい引きはするのだが、たぶん喰えないし・・。モロコだけだと10匹以上釣り上げたのだが、本命のワカサギは・・。
赤城にしては珍しく風が無い。お日さまは出てないので、暖かくは無いが、風が無いのは大助かりだ。ワカサギさえ釣れれば言う事無しなのだが。
その後もポツリポツリとアタリだけは出ていたが、うまく合わせる事が出来ず、改めて赤城の厳しさを体感する。そう言えば、今シーズンはボート釣りも赤城に来なかったので、赤城育ちのワカサギは7匹にて釣り納めとなった。
やはり赤城は赤城。何と言っても赤城!!。参りました。今シーズンのワカサギはこれにて終了。