11月2日(土) 北茨城市・平潟港 五目釣り
データ 天候:晴れ 気温:15℃位 潮周り:中潮 実釣:6:30〜12:30、16:45〜20:00 満潮 0:03/13:51 干潮 6:52/19:50(小名浜) ポイント:平潟港内 釣果 アイナメ(21センチ) 1匹、 アナゴ(38〜62センチ) 3匹(1匹はもらいもの)
港内の片隅にて・・・のどかな雰囲気
9月は毎週のように釣りに行っていたが、その反動か10月は1度も行く事が出来なかった。さすがに一月以上竿を握らないと、体がムズムズして何か落ち着かない。というかすでに禁断症状が出始めている。久々の釣行なので、一番相性のいい平潟港へ。この時期、アイナメやカワハギ、うまくいけばカレイ、夜にはアナゴ・・・と考えただけで頬が緩んでくる。釣行前に自分に都合の良いように頭の中を魚が泳ぎまわるのは私だけではないでしょう?。
すでに日が昇り始めた6時過ぎに平潟港到着。さすが隣は福島県、結構寒い。いつもの魚市場前は投げ釣り師とサビキ釣り師が魚たちと戦っている。空いているスペースに投げ竿を2本出してアイナメ・カレイを狙う。
この港では以前ヘチでアイナメやカレイが釣れた事があったので、アタリがあるまでヘチを丹念に探っていく。だが・・・投げ、ヘチ共にアタリが無い。一体どうしたんだ!!。ヘチでハゼらしきアタリが数回あったのだが、姿を見ることが出来なかった。
このままではやばい、当初の(都合の良い)予定が狂ってしまう!!。急遽、外側の白灯台の堤防に場所を移してヘチでのアイナメ・カワハギを探り始めるものの、強風の為アタリが分からない。
港内側の堤防にて小アイナメゲット
このままでは本当に予定が狂ってしまう(しつこい?)。またまた場所を移動して港内側の白灯台の堤防へ。誰もいないのが少々引っかかるが、まぁやってみなければ分からない。1本を港内側に投げ、堤防周りのヘチを探っていくと、所々何かのアタリがある。そして、探る事約30分、待望の大きなアタリに竿がしなり、「やったぁー」と気合を入れた瞬間、”ふっ”と竿から重みが無くなってしまった。釣り人の間でよく聞かれる「ばらし」という現象だ。一瞬にして力が抜けてしまう。
でもアタリがアイナメらしい引きだったので、すぐに同じ所に仕掛けを落とすと、先程と同じするどいアタリが。こんどは慎重に針掛かりさせて取り込みに成功!!。21センチの小アイナメ君だ。ようやく本命ゲットで一安心。
その後はまた静かな時間が流れていく。釣れたハゼをエサにして港内にぶっこんでおいた竿にも一向にアタリが無い。これにて午前の部は終了。休憩して夜の部に備える。
夜の部は平潟港で一番堅い獲物?と思われるアナゴ釣り。場所は市場前。何度か試した経験上、ここのアナゴはイカの切り身が大好きなようだ。近くのスーパーで1ぱい100円で買ってきたイカを短冊状に切って投げ込む。
初めての60センチオーバーのアナゴ
しかし船の出入りがあり、まともに竿を出せたのは6時を過ぎた頃になってしまった。それまではヘチでメバルと遊ぼうと思ったが、今回はメバルにもふられてしまった。こうなれば何としてもアナゴを釣り上げないと当初の予定が・・・。なかなかアタリが無いままふと端の方で釣っている人の竿を見ると大きく曲がっている。そしてタモまで取り出して何かを取り込んでいるではないか。目を凝らしてよーく見ると、長〜いものが網の中に入っているようだ。それも、かなりのサイズがある。間違いない、ビックサイズのアナゴ君だ。
俄然力が入り、待つこと30分、やっとうちの竿にも大きなアタリが出た。慎重にタイミングを測って合わせると、ずっしりとした重みが竿を通して両手に伝わって来る。やり取りを楽しみながら手前まで引き寄せてくると、今までに無いサイズのアナゴが付いている。
迷いも無く一気に引き上げると、62センチの自己新記録サイズ。恐らく普通の釣り人ならアナゴなど目もくれないのだろうが、うちでは結構”おいしい魚”として重宝されている。これで当初の予定をクリアし、もう1匹・・・と寒さの中頑張って投げ続ける。
結局もう1匹、レギュラーサイズを釣り上げて終了。先程、端で大アナゴを釣り上げた人からそのアナゴをいただいて計3匹。これでおかずは完璧だ!!。
結局、今回も平潟港では新たな感動を得る事が出来た。ますますここが好きになっていく・・・。