12月15日(土) 埼玉県寄居町・円良田湖 ワカサギ釣り

データ
天候:晴れ  気温:氷点下(朝)・8℃位(日中) 潮周り:大潮 実釣:6:50〜14:00
満潮 --  干潮 --  ポイント:竹やぶ沖・境松
釣果 ワカサギ(8〜1センチ) 88匹

天気は最高だが風が強かった円良田湖。
今年のワカサギ釣りは絶不調だ(私だけの事だが・・)。これまでの釣果は、おかずはおろか、酒のつまみにもならないくらいの貧果だった。これではいけない!!。小物釣り師の名がすたる。なんとかしなくては・・。

そこで、過去2年そこそこの実績を上げている円良田湖に、最後の望みを掛けて釣行することに。釣果の情報を毎日チェックし、良い人で100匹台。そこで今回の目標を100匹とし、いい思いをして難関の穴釣りに臨みたいものである。

まだ暗い朝6時、ボートの受け付け開始。昨年と同じで管理人から「釣果は良くないです」といった旨の言葉が聞かれる。昨日の釣果を見ると、いい人で150匹くらいだ。6時半になるのを待ってボートへ乗り込みポイントへ。

昨年は入れなかった竹やぶ沖のポイントで釣り開始。心配された風は、この時点では無風状態だった。底釣りで誘うこと約5分、待望のアタリがあり、8センチ程のワカサギとご対面できた。「よーし、この調子で・・」とかじかむ手など気にせず誘いまくる。

3〜5分間隔でアタリがあり、1匹、また1匹と上がってくるのだが、朝マズメとしては何か物足りない。やはり釣れないのか。しばらくすると事務所から「円良田湖は年末・年始も休まず営業しています。」と放送が入る。正月からボートでのんびり釣りをするのもなかなか?かな。町営なのにがんばってるなぁ。

しばらくはポツリポツリといった感じでアタリの感触を楽しんでいたが、8時頃に急にアタリが慌ただしくなり、30分位の間ほとんど入れ食い状態が続いた。仕掛けを底まで落として誘いをかけ、竿を止めて待つと必ずといっていいくらいアタリが出続けた。これだ!!。これを待っていたのだ!!。

目標には届かなかったがおかずにはなる。
わずか30分程の短い時間だったが、今年のうっぷんを一気に晴らす事が出来たような気になってしまうくらい楽しい時間だった。その後、9時を過ぎて湖面にお日様があたるようになると、心配していた風が吹きはじめた。体感温度が一気に下がっていく。

アタリがまばらになってきたので、10時半頃に昨年結構いい思いをした境松のポイントにある桟橋にボートを止めて第二ラウンド開始。風はときよりピタッと止むのだが、またすぐに吹きはじめるといった具合だ。

ここでも底を中心に飽きない程度にアタリを取る事が出来、強い風に悩まされながらも、1匹1匹確実に釣果を増やしていく。たまに「これはししゃもか?」と思わせるくらいにまるまる太ったワカサギも上がってきたりする。

しかし、1時を過ぎると今までポツリポツリとあったアタリが一気に遠のき、ごくたまーにしかアタリが取れなくなってしまった。周りのボートも朝いた数の半分か3分の1くらいまで減ってきている。風も止む気配も無いし、そろそろ潮時か。営業時間の午後4時までは粘りたかったのだが、体の方がもちそうも無かったので、ちょっと早いが2時にて終了。

釣果は目標の3桁には届かなかったが、それなりに楽しめたので良しとするか。風もあったし・・・。年が明けるといよいよ赤城の穴釣りがスタートするだろう。きびしい戦いになることは百も承知の上だが、何かを期待してまた行ってしまうのだろうなぁ。