10月27日(土) 北茨城市・平潟港 五目釣り

データ
天候:晴れ  気温:8℃〜19℃位  潮周り:若潮  実釣:5:30〜12:30,16:00〜19:15
満潮 14:02 干潮 6:41/19:53(鹿嶋)  ポイント:平潟港・製氷工場前、白灯堤防
釣果 アジ(18〜20センチ) 9匹、カワハギ(16センチ) 1匹、アイナメ(20センチ) 1匹

高波で沖堤防はナイアガラの滝状態。
そろそろアジのシーズンもラストを迎え、夏の爆釣をもう一度と、お気に入りの平潟港へ。朝マズメにアジ、その後カワハギを追加して・・と勝手な想像を楽しみながら一路、平潟港へ。

朝5時20分、平潟港到着。いつもの魚市場前がやけに賑やかなので、釣り場は満員かと一瞬心配したが、その人達は船で沖に釣りに行くグループだとわかり一安心。そして、いつもの製氷工場前に釣り座を構える。

釣り人に声を掛けると「まだ」との返事。サビキ仕掛けを用意して、水の中の様子を探ろうと仕掛けを落としていると、ビクビクッとアタリがあり、難なく1匹目のアジを確保。20センチとまあまあのサイズだ。それにしてもコマセも詰めてなかったのに・・。

気を良くして、今度はコマセを詰めて仕掛けを落とすと、程なく同サイズの2匹目が釣れる。「また爆釣か?」と思った瞬間、ピタッとアタリが止まってしまう。何度もコマセを詰め替えて誘ってみるが、見向きもされない。忘れた頃に1匹、また1匹と上がってくる程度だ。結局、コマセが無くなるまでに7匹釣れただけで終わってしまった。

今日も目標の(小型)カワハギをゲット!!。
アジのカタキはカワハギでと、場所を外側の堤防に移動して第二ラウンド開始。港内では気づかなかったが、外海は波が高く、沖堤の一部が完全に波を被っている。こちら側の堤防の一部も波を被る状態だ。

堤防の港内側に仕掛けを落として誘いをかけるとすぐに反応があり、コツッコツッとアタリを送ってくる。何度かエサを付け替えた後、ようやく針掛かりして上がってきた獲物を見てガックリ、犯人は5センチ程の小さいフグ。

めげずに誘いをかけていると、今までとは違ったアタリがあり、「今度こそ」と抜き上げると15センチ程のメバル。「フグよりましか」と再び誘いをかけていると、またしてもフグとは違うアタリ。やっとの事本命のカワハギが姿を見せてくれる。しかもスレ。

「もう1匹」と気合を入れて仕掛けを落とすと、またしてもググッとアタリ・・と思いきや根掛かり。少し強めにあおってはずそうとすると、”ボキッ”と鈍い音と共に磯竿のまん中から真っ二つ。おまけに仕掛けも回収できず。

新しい竿と仕掛けをセットして「竿の敵討ち」と取る為に釣りを再開すると、まもなくして強いアタリがあり、小型ながらアイナメが上がってきた。なんとか刺身にして食べられそうなのでキープ。その後は小型メバルが掛かったくらいで釣果には結びつかなかった。

どろぼうネコは今日もいた。
本当はこれで帰るつもりだったが、どうしてもアジへの未練が強く、夕マズメにも狙って見る事にしてひと寝入り。夕方4時からまたしても港内でアジを狙ってサビキ釣り開始。釣り舟の帰港ラッシュで賑わう人達を横目に、ひたすらアジの回遊を待つ。

30分くらいたってようやく1匹目を確保するが、続かない。夕マズメの大事なこの時間に釣れないと数が伸びないので、何度もコマセを詰め替えるが、一向にアタリ無し。やっとのことでアタリがあったと思ったら、なんとボラ。おまけに仕掛けを切ってさよならされてしまう。

コマセが無くなるまでに釣れたのは2匹のみ。周りも同じような釣果だった。潮が悪かった?、外海が荒れていたせい?、もう群れが回遊してこない?などいろいろ理由は考えられるが、釣れなかったのは事実。ちょっとさびしい釣果に終わった。