10月7日(日) 鹿嶋港 カワハギ狙い
データ 天候:曇り/晴れ 気温:20℃位 潮周り:中潮 実釣:7:00〜18:30(途中休憩アリ) 満潮 6:56/17:52 干潮 0:17/12:13(鹿嶋) ポイント:鹿嶋港・港公園 釣果 カワハギ(14センチ) 1匹 タカノハダイ(22センチ) 1匹 ハゼ等多数
強風の上、波が高い・・最悪の状態の港公園。
人によっては3連休の中日、先週(東扇島)は全くダメだったが、どうしてもカワハギが釣りたく、実績のある鹿嶋へ行く事になった。鹿嶋なら釣り場は大混雑でも行き帰りの道のりはさほどではないだろう。台風20号が気にはなるが、今日はカワハギがメインターゲットなので、多少の風なら大丈夫だろうという甘い考えの元、いつもよりゆっくり目の出発でお日様が完全に昇りきった6時半過ぎに鹿嶋に到着。
インターネットの様々な情報を吟味?した結果、女性でもお手軽に竿を出せ、ある程度の実績があるのが港公園。1人なら北新堤もいいのだが、今日のような風のある日は波を被っているだろう。ニュースに名前を出したくないし・・。
釣り場に着いてみると状況は予想以上に最悪。人出は想像通りの混み方なのだが、風の方が最悪で、外海方向から公園めがけてかなりの強い風が吹き付けている。白波もたち、堤防上にいると波しぶきがかかってくるくらいだ。にもかかわらず、カップルやファミリーまで辛抱強く釣りをしている姿には驚かされてしまう。
クロダイ狙いの釣り人さんの間のすこし空いている所へ場所を構え、堤防の外側と内側に分かれてカワハギを狙う。外側を狙っていた私には容赦なく風が吹き付けアタリも取り辛い。内側は風を背に受ける分多少マシのようだが、それでも釣りづらい事には変わりない。しかし、海中の状況の方は上と違っているみたいで、仕掛けを落として1分も経たない内にエサが無くなっている。
かわいいカワハギだが、初物なのでキープ。
魚のアタリは感じるのだが、なかなか針掛かりしない。場所を変わって内側を攻めてみても反応は同じ。すぐにエサだけ取られてしまう。「カワハギいるぞー」と思った瞬間、ついに針に掛ける事に成功し、恵比須顔でリールを巻き上げると・・小さいフグ。一気に全身の緊張が抜けてしまう。いままでのアタリはフグ?だったのかと意気消沈してまた外側で釣っていると、内側で釣っていた妻が「連れたよー」と言って持ってきたのは、正真正銘のカワハギ。14センチ程と小さいがカワハギなのだ。狙った獲物を仕留めるのは嬉しい事なのだが、自分が釣った訳ではないので、ちょっぴり残念。
その後も同じ状態が続き、フグ、ハゼ、ハオコゼといった外道君は姿を見せるのだが、本命のカワハギは姿を現してくれない。風と波は相変わらずで、1人、また1人と釣り場から帰って行く。クロダイ釣りの人も釣れるのはボラばかり。
試しに、釣れたハゼをエサにしてマゴチかヒラメでも・・と、外側30メートル位の所に投げ込んでおくと、何者かが頭だけを残してきれいに喰いちぎっていた。2度同じような状態で喰われていたが、孫針を付けていなかったので正体は拝めなかった。
これも初めて釣ったタカノハダイ。
その後はタカノハダイが釣れたくらいで、パッとせず。タカノハダイはおいしくないらしいが、食べた事が無いので、持ち帰って食べて見る事にする。煮付けにして食べて見たところ、ちょっと臭みがあったが、食べられない程では無いと思った私は味覚が変?。ちなみに、これも妻の釣果。このままでは帰れない!!と思い、夕マズメのアジ釣りを決めて途中休憩。午後4時半頃からサビキをするが、満潮に近づくにつれて、またもや堤防上に波しぶきが舞い始め釣りにならない。港内の岸壁に場所を移してアジが回って来るのを待つが、回遊して来た気配は無いままコマセも無くなり終了。中央航路向きの人が2,3匹上げていたみたいだ。
今回は風、波に悩まされたが、小さいながらもカワハギをゲット。20センチ以上の大きなカワハギを釣っている人もいたので、条件さえ整えば・・・腕も大事か。