9月8日(土) 群馬県・赤城大沼 ワカサギ釣り

データ
天候:曇りのち雨  気温:14℃(朝)  潮周り:中潮  実釣:5:30〜13:00
満潮 --  干潮 --  ポイント:赤城大沼・自然の家前他
釣果 ワカサギ(6〜10センチ) 29匹(2人で・・)

朝焼けの大沼。期待度100lだったが・・。
9月1日、赤城大沼のワカサギがシーズンイン。例年、解禁直後に釣行するので、今年も様子を見に行ってきました。ただ、昨年あたりからあまり調子が良くないようなので、今シーズンを占う上でも大事な釣りになりそうだ(少々オーバー?)。

前夜、雨が降っていたので心配された天候もどうにか回復し、朝5時のボート釣り開始時には、風も無く、絶好の釣り日和になる(はずだったのに・・)。ただ、雨の降った後は、あまり喰いが良くないといった情報もあるので、不安もある。

最初に向かったポイントは、別荘が数件ある前あたり。ポイント到着後、魚探で探ってみると、水深は10メートル弱なのだが、肝心の魚影が全く無い。久々の魚探使用なので、壊れたのかと思ったが、竿を出して見て納得。アタリが全然無い。底中心に誘いを入れてもウンともスンとも言わないのだ。魚探を信じるべきだった。

30分程粘って見たが、1度もアタリすら無かったので、ちょっと場所を移動して、今度は、「自然の家」前へ。数艘いるボートの近くにアンカーを下ろして誘い開始。水深は11メートル位、魚影は底近くにそれらしい影がちらほら映っている。

一生懸命誘いをかけるものの、ここでもアタリが出ない!!。しかも、全くの無風だった湖面上に風が出てきた。それも、かなり強い風で、ただでさえアタリが取れないのに、この風では・・。一気に気分も下降する。「今年もダメか〜。」

湖面に出て1時間以上たった6時過ぎ、ようやくアタリが出た。針掛かりはしなかったが、待望のワカサギのアタリだ。それから程なくして、今度はアタリだけではなく、ワカサギとご対面することが出来た。10センチほどのまあまあサイズだ。

帰る頃の大沼。一面霧に包まれていた時もあった。
それからは、飽きない程度にアタリが出るようになり、10センチ前後のワカサギが姿を見せてくれる。アタリの出るタナは、底〜1メートル位上げた所の間で、やはり魚探にも小さな影がそのあたりに出ている。

場所変え成功?。気合を入れて竿先に集中する。が、強い風がじゃまをしてくれる。群れ?が来ると立て続けに2匹位釣れるのだが、2,30分全くアタリの無い時もあり、辛抱の釣りが続く。

周りのボートもあまり釣れておらず、湖面上は静まりかえっている。そして、1艘、また1艘とこの場から離れていき、しまいにはうちのボートだけになってしまった。

それでも、忘れた頃にアタリが出て、ワカサギが掛かってくる。特に、エサを換えた直後はかなりの確率でアタリが出る。が、腕が悪いのでその半分位しか針掛かりさせる事ができない。まだまだ修行が足りないようだ。

結局、その場所で10時半頃まで粘り、22,3匹のワカサギを釣り上げてトイレ休憩で一旦上陸。その頃の天候は相変わらずで、風も強く吹いたり弱くなったり、また、雨も霧雨状態だが降ってきた。

今シーズン、赤城では何匹釣れるのだろうか?。
再度ボートに乗り込み先程までいたポイントへ向けてボートを進める。常連の方々はエレキ(小型電動スクリュー)を付けてスイスイとポイントを移動しているのだが、人力での移動はかなりこたえる。

先程とほぼ同じ所にボートを止めて釣り始めるのだが、アタリが無い。魚探の反応は前と同じなのだが、竿先にアタリが出ない。雨は降ったり止んだりで、時折強めの雨が吹き付けてくる。

小移動を繰り返しながら、ワカサギの姿を追いつづけ、なんとか5,6匹追加したのだが、天候は一向に回復せず、午後1時、納竿。昨年よりも数が伸びず、3年前この時期に200匹以上釣れた事を思えば、かなりきびしい状態だった。

年々状態が悪くなっていく気がする赤城大沼だが、それでも釣れる人は数を上げているようなので、やはり、腕次第なのだろうか。年数回の釣行ではこんなものなのだろう。と、自分を慰めながら「みはらしの湯」へと山を降りていった。