7月29日(日) 浦安市・境川 ハゼ釣り その2

データ
天候:曇り/晴れ  気温:26℃位  潮周り:小潮  実釣:6:40〜10:00
満潮 13:09/23:14 干潮 6:09/17:49(芝浦) ポイント:浦安市・境川河口
釣果 ハゼ(5〜15センチ) たくさん(10センチ以下リリース)

思わず犬も覗き込む位の人出。さすが夏休み。
せっかくの週末なのに、台風6号の影響で海のレジャーを控えなさい、と天気予報のキャスターは熱心に説得している。本州からはだいぶそれたが、波・風は強いらしい。

鹿嶋や大洗・日立など釣り場の近くに住んでいれば、「ちょっと様子を見に行ってくるか」で済ませられるが、海の無い埼玉からだと、「ちょっと・・」と言う訳にはいかない。恐らく外海に面した堤防は、波を被っているだろうから、釣り場が限定される−−込み合う−−ポイントに入れない−−ボウズの恐れあり、のパターンだろう。

そこで、土曜の釣行はあきらめ、日曜日に台風の影響がまったく無い東京湾奥でのハゼ釣りに行く事で、”釣り気”を落ち着かせることにした。ただ、木曜か金曜のニュースで、東京湾奥(船橋〜浦安沿岸)に大規模な青潮が発生したとの事。青潮が発生すると、モロに被害を受けるので、心配なのだが・・・。

朝6時半前、いつものポイント到着。さすが夏休み、すでに人・人・人で埋まっている。今日は6:09分が干潮なので、これからがいい時間だ。空いているスペースに入って、仕掛けを用意する。その間も周りの様子を見ていると、ちゃんとハゼは釣れているようである。一安心。

今日は”鵜”では無く”人”が川の中に・・。
仕掛けをセットして投入するとすぐに反応があり、7センチ位の元気なハゼが姿をみせた。その後も入れ食い状態で、次から次へと愛嬌のある顔をしたハゼが上がってくる。今回の青潮の影響は無かったようだ。

この後、潮が上がって来るにつれて、型も良くなってくるだろうから、10センチ以下はすべてリリースして、それ以上のサイズのみキープ。だいたい3〜4匹に1匹の割合だった。2週間前よりは、少しだがサイズアップしている。

ハゼ釣りに熱中して気が付かなかったが、少し離れた所で”人”が水に入り込んで、何やら取っているようだ。見に行ってみると、どうやら貝(アサリ?)を捕っているみたいだ。ゴミやカキがらの方が圧倒的に多いようだが、少しは捕れるのだろう。かなり長い時間、水に入っていた。

水面下はハゼの絨毯かと思われるほど入れ食いは続く。早いうちは水深も浅かったので、ミャク釣りでアタリを楽しみ、ある程度満ちてきたらウキ釣りに変更して、それぞれの釣り味を堪能した。個人的にはミャク釣りの方が楽しいが・・。

今日の釣果。実際釣ったのは一束以上か。
9時を過ぎると、超満員状態。早朝組が退散すると、そのスペースに日中組が入り込む。常に竿・竿・竿状態だった。周りを見ても、小さな子供からベテランらしいお年寄りまで、どの顔見ても楽しそうだ。

9時半を過ぎると太陽も顔を出し始め、夏の気温に近づき始めた。曇っていた上に、そこそこの風もあったので、結構過ごしやすかったのだが、そろそろ限界か。汗も出るようになってきたので、10時納竿。

青潮の心配もあったのだが、今日のところは影響が無くホッとした。このまま何事も無く経過すれば、9月頃にはかなり大きくなって、もっともっと楽しませてくれるはずである。元気に育ってくれることを願うばかりである。