7月14日(土) 浦安市・境川 ハゼ釣り その1

データ
天候:晴れ  気温:30℃位  潮周り:小潮  実釣:6:00〜10:00
満潮 10:28/22:53 干潮 4:50/16:15 ポイント:浦安市・境川河口
釣果 ハゼ(5〜12センチ) いっぱい

初心者からベテランまで楽しめる境川のハゼ釣り
今年に関しては、あまりうっとうしいと思わなかった梅雨も明け、いよいよ夏本番。ていうか、もう10日ほど前から夏本番だったような気が・・・。

夏の到来とともに楽しめるのが、ハゼ釣り。今年は例年以上に暑いので、できハゼサイズから大きいもので10センチくらいまでは育っているだろう。ビールのつまみサイズには丁度良い大きさだ。

浦安と大井埠頭、どちらに行こうかちょっと迷ったが、帰りの湾岸線が混みそうなので、近い方の浦安・境川河口へ。約1年ぶりに来て見ると、堤防の上の遊歩道が完成しており、嬉しい事に、最も下流に架かる橋のたもとにトイレが出来ていた。

6時前に着いた時は、まだ釣り人もまばらだったが、日差しは強く、すでに30℃は超えているような感覚だ。準備して護岸へ降りて見ると、あまりいないと思っていた釣り人が、橋の下の日陰に密集していた。

ハゼ針7号の1本針仕掛けで、ちょい投げ竿1本とウキ釣り竿1本の2本竿で釣り開始。5メートル程先に仕掛けを投入して、ウキ仕掛けを準備していると、すでにアタリが。5センチくらいのできハゼだったので、そのままリリース。ウキ釣りを始めても、すぐにウキが沈み込むほど喰いが活発だ。

しばらくは入喰い状態が続き、できハゼから12センチくらいまでのまあまあサイズまでコンスタントに上がってくる。そこそこのサイズのみキープして、小さいものはお帰りいただく。

目の前でこいつに暴れられては・・。
いい調子で釣っていると、何やら目の前でナブラが起こる。セイゴの子供たちの群れが大騒ぎしているので、よく見ると、鵜が小魚を追いかけ回っているみたいだ。釣り人の事などおかまい無し。あちこちで潜水しては小魚を捕まえて食べまくっている。

こちらとしては、仕掛けに絡まないかと心配するのだが、釣り人の事が見えているのだかいないのか分からないが、何事も無いように夢中で魚を追いかけている。しばらくの間観察していると、どうやら口にしていたのは、ハゼのようで、うまそうに一気のみしていた。

鵜なんかに負けてなるものかと、こちらもハゼ釣りに精を出す。彼らは生きる為、こちらは楽しむ為にハゼを捕獲しており、別に競争してもしようがないのだが、なぜかむきになってしまう。

これからの成長が楽しみなハゼ釣り。
鵜と張り合っている間にも、ハゼは次々と釣れ続く。のべ竿から伝わってくるあの「ブルブルッ」としたアタリを楽しみながら、釣果を延ばしていく。もうすぐ満潮なので、それまでが勝負だ。

この釣り場は、満潮になると釣り場まで水が上がってきて、足を水につけながらの釣りとなってしまう。9時半から10時位までが限界かと思っていたが、何故か水位が上がってこない。満潮の時間は調べてきたので、間違うはずはないのだが・・。

10時になり、仕掛けを片付け始めても水位はまだまだ余裕がある。どうやら、潮周りに関係があるらしく、今日は小潮なので、満潮になっても、水位が上がらず、釣り続けることが出来るようだ。大潮だと、とっくに水浸しになっている。

おつまみ分は確保できたし、「暑い」と言うよりは「熱い」と言ったほうが適切なくらい気温も上がり、直射日光も痛いくらいになって来たので、ここらで終了。初回にしては、まずまずの釣果だった。

これから秋口にかけて、どんどん成長していくハゼ。お手軽釣りの代表ハゼ釣りは、これからが本番。深場に落ちていくまでの間、あと何度楽しませてくれる事だろう。期待大。