6月4日(月) 中之作港・平潟港 五目釣り

データ
天候:晴れ  気温:28℃位  潮周り:中潮  実釣:11:00〜13:30、16:30〜20:30
満潮   干潮   ポイント:中之作港・港内堤防、平潟港・製氷場前 
釣果 小メバル(10〜18センチ) 多数、カレイ(20センチ) 1匹、アナゴ(30センチ) 1匹
   クロソイ(20センチ) 1匹、小メゴチ(10センチ) 1匹、 小サバ(10センチ) 多数

中之作港の全景。平日のせいか静かな感じ。
いつもだと日帰りのあわただしい釣行になってしまう北茨城方面の釣り。せっかく行くのだから、おいしい物も食べたいし、観光もしたい、違った釣り場も見てみたい・・と思い、今回は、ゆっくりと6/3−4の1泊2日でいわき方面へと出かけてみました。

6月3日、のんびりと国道6号線を北上しながら小名浜港へ。途中、お決まりの北茨城・平潟港の状況を確認して釣果チェック。あまりぱっとしていない。多分4日の夕マズメはここで釣りをしていると思うのだが、期待のアジはまだのようだ。

2時過ぎに久々の小名浜港に到着。とりあえず7号埠頭に行って見ると、沢山の釣り人で大賑わい。でも、釣果の方は・・・。風がかなり強く、皆さん苦労していました。

そして、今日の目的である、「アクアマリンふくしま」へ。号埠頭に昨年出来たこの水族館、入場料1600円はちょっと高いが、期待通り楽しませてくれます。目の前を回遊するイワシやカツオの大群、また、「福島の海」と題してアイナメやソイ、ドンコまで自然の生態に近い感じで飼育されており、釣り人としてかなり参考になる部分があります。それにしても、アナゴまでいたのには結構笑えました。

中之作港での釣り場。港内の小さな堤防。
一夜明けて6月4日、今日は釣りがメイン。今まで、小名浜より北では竿を出した事が無かったので、まずは釣り場見学。四倉港、久之浜港と見て回ったが、平日のせいか釣り人は1人もおらず、状況がわからないので、少し戻って中之作港へ。

ここでは数人が釣りをしており、とりあえずここで竿を出して見ることにする。外側の堤防のテトラではクロダイ狙いのウキ釣り師が、港内側は投げ釣り師がのんびりとアタリを待っている。時間は11時、日も高くかなり暑い。

港内の小さな堤防から船道めがけて投げておき、後ろの船溜まりのヘチにいそうなメバルを狙って探って見る。案の定、ブルブルッとした反応が返ってきて、小さなメバルが上がってくる。水もきれいで、メバルがエサに食いつくのが見えるくらいだ。

投げの方は、エサだけ無くなって返ってくる。カニでもいるのだろうか。昼頃になって、ようやく20センチ程のカレイが上がってきた。リリースしようと思ったが、しっかりとハリを飲まれており、ハリをはずすと同時に絶命されたのでキープする。

ここは車横付けが可能みたいなので、ファミリー向き?。
その後も、ヘチで小メバルと遊んでいたが、1時を過ぎるとアタリも遠のき、お腹もすいたので第一ラウンド終了。投げ竿の仕掛けを取り込む時、小さなメゴチがくっ付いてきたが、これもしっかりハリを飲んでおりお持ち帰りになってしまった。

一旦、小名浜まで戻り、「いわき・ら・ら・ミュウ」にて昼食。以前来た時に、30センチ以上はあったドンコの煮魚定食を食べて感動したが、今回は目光のから揚げ定食をいただく。うーん、この食感がたまらない!!。ついついおみやげとして、干し目光を買ってしまった。

第二ラウンドはいつもの平潟港。いつもすいているが、平日だとガラガラ状態。アミこませ1袋を買って白灯台の堤防先端へ。釣り人は3人程。早速サビキ仕掛けを用意して投入。間違ってアジでも回っていないかなと、かすかな期待を込めてタナを深めにセットするもアタリ無し。

ふと見ると、何やら海面でナブラが立っているようだ。タナを半ヒロ程にして投入するとすぐにウキに反応がでるではないか。上げてみると、ピチピチと細長い魚体を光らせながらあばれている。イワシかと思いはずそうとすると、背中に独特の縞模様がある。なんと、小サバだった。その後は入れ食い状態で、あっという間に10数匹。これ以上は釣ってもしょうがないので、再びタナを深くするが、やはり小サバが掛かってくる。

ここで見切りをつけて、いつもの魚市場側の製氷場前へ移動する。今日は船も停泊しておらず、他の釣り人もいない。すぐにサビキとヘチで遊ばせてもらう。

本日の釣果。相変わらずの小物のオンパレード。
サビキは底ギリギリにタナをセットして投入。しばらくは音沙汰無し。その内に、ヘチのメバル狙いにアタリが出始め、15センチくらいの小メバルが入れ食い状態になる。この位になると引きも強くなり、楽しめる。

ふと見ると、サビキウキがあばれているではないか。アジが来たか?と急いで巻き上げると、ここにも小メバルが、それも3匹も。ちょっとがっかりして、再度サビキを投入すると、仕掛けが降りる間も無くウキが沈んでいくではないか。上げるとまたも小メバル君達だ。ここはメバルの巣か?。

しばらくこの状態が続き、型の良いものだけキープして、あとはお帰りいただく。何回か続いたウキのアタリとは違って、見えなくなるほど一気にウキが沈み、竿を上げるとかなり重い。今度こそアジか?と期待しながら巻き上げると、メバルの3匹掛け。でも、よく見ると、一番下に掛かっているのは、20センチ程のクロソイだった。

あたりも暗くなり、魚市場に落っこちていたイカをエサに投げ込むと、期待通りにアナゴが食ってくれる。あまり大きくはないが、しっかりとハリを飲み込んでくれていたので、キープ。家に帰ってよく見ると、マアナゴでは無く、ギンアナゴ(ゴテンアナゴ)だった。味はいまいち。

そうこうしているうちに、あれだけアタリが出ていたメバル達も遊んでくれなくなり、ヘチ、サビキともにウンともスンとも言わなくなったので、ここで終了。今日はメバル、カレイ、メゴチ、サバ、クロソイ、アナゴの他、ハゼも釣れて7目達成。といっても小物ばかりだが。

今回、小名浜より北側へは初めて行って見たが、関東周辺よりは水もきれいだし、何となく釣れそうな感じがする(当然か)。小名浜も良いが、ちょっと足を延ばせばお手頃な釣り場が沢山あるこの地域、日帰りだとちょっと厳しいが、またチャレンジしてみよう。そしていつかは相馬港へ行って見たいので、常磐道を早く延ばして下さい、JH様。