5月18・19日(金・土) 勝浦港 アジ・シロギス釣り

データ
天候:晴れ  気温:15℃〜23℃位  潮周り:長潮  実釣:20:00〜09:00
満潮 1:50/13:14 干潮 7:59/19:26(勝浦) ポイント:勝浦港・市場横タンク前
釣果 シロギス(15センチ) 2匹、小ヒラメ(20センチ) 1匹

夜明け前の勝浦港。閑散としている。
例年、この時期になると房総方面へ釣行している。気候が良く、シロギスも釣れ始め、ドライブがてらの釣りにはもってこいである。今年は勝浦港へシロギスとアジを狙いに金曜夕方から出かけて見た。

勝浦港到着が夜の8時少し前。浦和から思ったより時間がかからなかったが、すでに夕マズメの時間帯は過ぎている。アジはまだ回遊しているのだろうか?。急いでサビキ仕掛けを用意して暗くなった港内へ投入してみる。

まだアミコマセが凍っており、苦労しながらコマセカゴに入れて、1投目、2投目、3投目とアジからの返事を待つが、一向に答えてくれない。ケミホタルを付けたウキが、潮に流されながら漂うだけだ。

もうマズメタイムは終わってしまったのだろうか。予想では潮が上がってくるこれからがいい時間だと思ったのだが・・。今釣れないと、アジの姿を見れなくなってしまう恐れがあるので、タナを変えたり、投入場所を変えたりと、いろいろ試しては見たが、それらしいアタリは一度も無かった。

一応、10時までは粘って見たが、反応が無いので一旦終了し、朝マズメに賭けてみることにしてお休みタイムに。zzz...。

赤灯台側の堤防の釣り人も忙しそうではなかった。
朝4時前に起きて、早速サビキ仕掛けを投入。祈るような思いでウキの動きを見守るが、またしても変化が無い。空はうっすらと明るくなり、周りの様子もだんだんハッキリとしてくるが、ウキの動きだけは一向に変化が起こらなかった。

風は結構強く、真正面から吹きつけてくる。サビキと同時にシロギス用に投げ竿を1本、港内へ投げ込んでおくものの、エサだけ取られて帰ってくる。カニかな?。正体不明の魚?に対しても根気よくチョイ投げを繰り返す。

ようやくチョイ投げ竿に反応があり、巻き上げると、かわいいシロギスが上がってきた。本命ゲットにホッとすると同時に、続けとばかりに同じポイントへ投げ込む。サビキの方は、ウキが沈むこと無く、コマセが無くなり終了。アジの姿は見る事が出来なかった。残念。

サビキ仕掛けの代わりに投げ竿をもう1本出して、2本でシロギスを狙い始めるものの、相変わらず風が強く、穂先が風でブルブルしている。港の外は白波が立っている。悪条件の中、かわいいシロギス目指してエサ取りと戦いながら、時が過ぎていく。

初めて釣ったヒラメ!!。かわいいがヒラメ!!。
1匹目から1時間程して、ようやくシロギスが姿を見せてくれる。待ちに待った2匹目は、先程とほぼ同じサイズだ。強風で穂先が揺れ動く中、明確なアタリを送ってくれた。

その後はまたしても沈黙の時間が過ぎていく。干潮の時間も近づき、半分あきらめかけたその時、巻き上げようとした仕掛けが何か重く感じる。特に生物反応がある訳でも無いので、どうせゴミかヒトデだろうとかまわず巻いてくると、なにやら白く平べったい物が付いているではないか。

「おぉー、カレイだ」と思わず頬が緩み、小さいのでそのまま抜き上げて一安心。しかし、針をはずす時、何か変な感じがする。最初は気づかなかったが、よぉーく見ると、カレイではなく、ヒラメではないか!!。20センチ強の子供(ソゲ?)ではあるが、間違い無くヒラメである。

まだこれくらいのヒラメだと青イソメなんか喰うんだなぁと感心しながらも、すかさず同じポイントへ仕掛けを投げ込む。が、当然のごとく2度とヒラメはおろか、シロギスさえも釣れなかった。ここであきらめて終了。アジの姿は見られなかったのは残念だが、シロギスとおまけ?のヒラメをゲット出来た事で幾分気持ちは楽になった。まーアジはこれからいくらでも狙える事だし・・・。