4月8日(日) 川崎市東扇島 五目釣り

データ
天候:曇り  気温:13℃  潮周り:大潮  実釣:4:10〜7:30
満潮 5:03/17:25 干潮 11:14/23:32(芝浦) ポイント:東扇島・川崎新堤側岸壁
釣果 小メバル(10センチ) 1匹(リリース)

早朝の釣場。鹿島もこれくらいすいていれば・・
長い長〜い冬眠から覚めて、ようやく今年初の海釣り釣行となった。今年のワカサギ釣りはいい思いが出来なかったので、早々に海釣りへと心は燃えていたのだが、サッカーがあったり、用事ができたりと思うように釣行できず、とうとう桜の季節となってしまった。

今日は日曜なので、あまり遠出も出来ず、ウォーミングアップを兼ねて近場の定番、東扇島にてメバルと戯れることにした。運がよければカレイなんかも釣れるかもしれないし、おそらくすいているだろうから、投げの感覚を取り戻すにはちょうどよい。

大潮で満潮が朝5時という潮周りなので、暗いうちから釣り場に入り、朝マズメにそなえようと、4時前に釣り場に到着。この時点ではまだ釣り人はポツポツ程度。おそらく昨夜から粘っていた人たちだろう。ゆうに1キロ以上はある岸壁は船も停泊しておらず、どこでも釣りOK。贅沢な?釣り場だ。

投げ竿2本を適当に投げておき、メバル狙いで胴付き3本針仕掛けを岸壁からたらす。底を取ってから、徐々に探りながら仕掛けを上げてくるのだが、あたりが無い。場所をこまめに移動しながら丹念に探るのだが、一向にあたりが出ない。白々と明るくなり、満潮時間を過ぎても魚からの挨拶は無し。どこへいった小メバルよ。頼むから返事してくれよ。

唯一の小メバルは穴釣り?でゲット
明るくなると、ちらほらと釣り人がやってきて、思い思いの場所でそれぞれ好きな釣りをはじめる。こちらも、依然あたりが無く、パンを食べながらハトにエサをやっていると、投げ竿の1本が「ガタッ」となにやら音をたてた。

全然眼中に無かったので、風かと思い、しばらく穂先を見ていると、どうも何か反応がある。ピクッ、ピクッと海の中から「おはよう」の挨拶を送ってくるのだ。これは返事をしなくては失礼になるので、大きく竿をあおってみると、生物反応がある。初あたりだ。

慎重にリールを巻いてくる間も手元に反応が伝わってくる。カレイ?アナゴ?頭の中に色々な魚が泳ぎ回っていたその瞬間、スポッといった感覚と同時に急にリールが軽くなる。やられたー!!。せめて顔ぐらい見せろよな!!。

今年の初あたりはお魚様の勝ち。幸先悪〜いスタートになってしまった。気を取り直し、同じポイントへ投げ込み、引き続きメバルを探しまわる。岸壁からがダメのようなので、本当のヘチであるグレーチングの所から「穴釣り」で狙ってみることに。(2000.4.29釣り日記参照)

すると、すぐに今まで無かったあたりがあり、2回目のあたりで小メバルゲット。それも、グレーチングのすきまからでも上がってくるくらいの10センチ程のかわいいやつだ。何はともあれ今年初の獲物なので感謝感謝。続けて同じ場所に仕掛けを落として小メバルのあたりを待つが、その後、あたりを感じる事は無かった。

結局、小メバル1匹で終了。今年も思いやられるスタートとなってしまった。小物釣り師は今年も健在のようです。