2月17日(土) 群馬県・赤城大沼 ワカサギ釣り
データ 天候:晴れ 気温:-13℃(朝) 潮周り:-- 実釣:7:10〜15:30 満潮 -- 干潮 -- ポイント:赤城大沼・リンク脇 釣果 ワカサギ(8〜10センチ) ごく少数
朝焼けの中の赤城大沼・リンク脇
先週の榛名湖に続き、2週連続のワカサギ釣り。榛名湖のように釣れるとは思わないが、せめて10匹オーバーは釣りたいと、期待と不安が半々の中、朝焼けの氷上へ向かう。氷上に出ると、いつもと違う光景が目に入って来る。人が少ないのだ。リンク脇で約20人くらいだろうか。こんなに少ない釣り人の中で釣るのは初めてだ。よっぽど釣れないのだろう。先週のワカサギ釣り大会も、トップの人が2時間で21匹だったらしいし・・。
とりあえず奥の方に穴を開けることにして、アイスドリルでグルグル、グルグル・・おかしい!、いつまでたっても穴が開かない?。どうした事だろう。やっとの思いで穴が貫通した時は、ドリルの柄が2/3ほど埋まっていた。何と言う氷の厚さだ。60センチ以上はあっただろうか。穴を3つ開け終わった頃にはうっすらと汗が・・。
仕掛けを準備して、7時を少し過ぎた頃にやっと釣れる体勢になった。魚探の反応もまあまあだ。水深13.2メートル。10メートルより下に魚の反応がある。穂先に集中してアタリを待つが、一向にアタリが無い。誘っては待ち、誘っては待ちを繰り返すのだが、どうしてもアタリがでない。
今日一番の人出があった頃のリンク脇
誘いを繰り返す事約1時間、やっとこさ1匹目が上がってくる。うわさ通りのきびしい状態だ。周りのテントの中からも、「釣れねー」の声が聞こえてくる。貴重な1匹だ。いつもなら、続けとばかりに気合を入れて頑張るのだが、今日に限っては、お願いだからもう1匹と、お祈りモードになっている。情けないが、本当にごくたまにしかアタリが無いのだ。
その後、11時頃までに2匹追加して、計3匹。予想はしていたが、あまりにもお寒い釣果に、言葉も出ない。気分転換に、お湯を沸かし、カップラーメンを食べて冷え切った体と心を暖める。
場所をリンク脇から、少し岸寄りに移動して第二ラウンド開始。水深12.4メートル。やはり、底中心に誘いをかけて、アタリを待つ。が、アタリが無い。「やはり、ここもだめか」「いや、もしかしたら」あれこれ考えながらも、しばらくは様子を見る。
広大な湖面は、私1人のもの
1時間くらいは粘ったが、結局は1匹も釣れず、次の場所に移動する。ここまでくると、気分はすでにあきらめモードへ突入している。集団より少し離れた所で穴を開け、”もしかしたら”に期待する。そんな訳ないのだが・・。そうこうする内に、ドリルで穴が開かなくなってきた。よく見ると、ドリルの”刃”を止めているビスが取れて、刃が片方取れかかっているではないか。これでは使い物にならない。新しい穴が開けられなくなってしまった。
朝から続いていた強い風もおさまり、おだやかな午後の氷上は、釣り人もまばらになってきた。今シーズンは今日で最後の予定なので、すこしでも長く釣っていたかったが、アタリの無さとドリルトラブルで断念し、3匹の釣果で終了。辛い・・。
年々、赤城のワカサギを釣るのが難しくなってきているように思えるのは、私だけなのだろうか?。特に、今シーズンは、惨憺たる結果ばかりだった。一向に”腕”もあがらないし、釣果もアップしない。でも、ワカサギ釣りは、他の釣りには無い、”特別な魅力”がある。たとえ釣果が0匹でも、また来てしまう何かがある。
次のシーズン・インは9月のボート釣り。爆釣を夢見て、また赤城の山に何度かお世話になる事だろう。よろしくお願いしますよ!!。