今日も出遅れ。穴開け最中に日の出が・・。 関東地区での氷上ワカサギ釣りでは、赤城大沼と並んで有名な群馬県の榛名湖。昨年までは氷がうまく張らなかったり、肝心のワカサギが釣れなかったりとあまりパッとしなかったが、今年の榛名は一味違うらしい。情報では、連日300や500といった釣果が報告され、中には1000オーバー？といった釣果もでている。こんな情報を聞くと、居ても立ってもいられず、自分で確かめるべく連休の中日、2月11日に初めて榛名湖へ釣行しました。連休中の関越方面なので、ある程度の混雑は予想していたが、やはり道路はスキー場へ向かう車で混みあっている。 伊香保温泉を過ぎ、榛名へ登る途中の山道からは、向かい側にオレンジ色に輝く赤城の山々がきれいに見えている。所々アイスバーンになっている場所もあるが、それほど苦も無く榛名湖までは登れる（でも、スタッドレスは必要）。予定より遅れて湖畔に到着。 湖畔には多くのお店があり、どの店もワカサギ釣りに来た人で大変混雑している。今回はホームページでワカサギ釣りの情報を提供していらっしゃる「ながお亭」さんにおじゃまして、釣り券と火鉢をお借りし、すっかり明るくなった湖面へ向かう。 大変な賑わいの榛名湖氷上ワカサギ釣り 程なくして３メートル位のタナでアタリがあり、かわいい５センチ位のワカサギが上がってきた。その後も３〜５メートルラインを中心にアタリがあるが、喰いが悪いようで（実は腕が悪いのだが）、うまく針掛かりさせるのに一苦労する。 今回は、市販のワカサギ仕掛け・秋田狐７本針の１号と２号を使用したが、魚が小さいせいか、１号針の方がよく針掛かりした。エサは紅ラビットと白サシ。実はこの紅ラビット、２月３日の「国際釣り博」で、釣りエサ屋さんが出展していた今年の新製品だそうで、いろいろ話を聞いているうちに、一袋いただいたものを一週間大事に育てて？？持っていったものです。 １０数匹釣ったところで、アタリが遠のいてきた。魚探の反応も鈍くなってきたので、場所を少し移動して再チャレンジを開始。魚探の反応はやはり５メートルラインに反応がある。気合を入れ直して誘いまくるがワカサギは応えてくれない。 今回お世話になった「ながお亭」さん さて、こちらもアタリはポツポツ程度で、釣果が伸びない。お店に戻った時にポイントを確かめてみると、沖の方が良いとの事。早速教えてもらった沖の方へ移動して再々チャレンジを開始。魚探を見ていると、たまに大きな群れが回って来るようで、タナを合わすと喰いが悪いなりにもポツリポツリと上がってくる。 お昼を過ぎると、魚探の反応もなくなり、さらに、風も吹いてきた。ここまでで２０数匹だろうか。爆釣とは程遠い釣果だ。テントを借りていないので釣りづらいし、手がとても冷たい。どーしよう？。帰りも混むだろうし、早めに帰ろうか？。そー思いながら回りをうかがうと、岸寄り２００メートル程先にマイテントの釣り人がポツンと３組かたまっている。そこでだめならあきらめようと最後の場所移動をする。 本日の釣果。型は小さめ。 水深は14.1メートル。どうも底〜１メートルの間にいるようで、下バリだけでなく、上バリにも掛かってくる。今までチャレンジしてきた所でも底は狙ってみたが、アタリすらなかったのに、どうしてここは底にいるのだろう？。不思議だが、日中でも喰ってくるのだからいい場所なのだろう。 マイテントのベテランさんに話を聞くと、その方は朝一番からその場所で釣っておられたようで、最初の１匹は中層で釣ったらしいが、後はずーと底で釣っていたとの事。しかも、アタリが途切れる事が無く、話している最中もせっせと数を伸ばしていた。ちなみに釣果は４００オーバーだそうです。ご立派！！。 結局、その場所で午後４時過ぎまで粘り、待望の３桁台の夢は叶わなかったが、いちおーの結果は残せた。初挑戦の榛名湖だったが、いろいろ情報を仕入れ、頑張れば大釣りも夢ではないだろう。 願わくば今シーズンだけの爆釣に留まらず、来シーズン以降も釣れ続くようお祈りしたい。型も良くなるだろうし。 |
はじめての湖なので、ポイントもよく分からず、教えてもらった「ながお亭」前の氷上ゴーカート場脇に穴を空けて、急いで釣りを始める。魚探の画面には５メートルラインを中心に魚の反応がでている。
まったりしたモードの中、ふと隣を見ると、「ながお亭」の人が魚探を持ってお客様の所で釣り指導をしていた。たぶん初心者グループだと思うが、タナ取りから釣り方まで付きっきりでお世話していた。これが「殿様コース」なのだろうか？。初心者には心強い味方だろう。
穴を開け、魚探を見るが１０分たっても反応が全く無い！！。中層での攻めを止め、基本通りに底に狙いを変えてしばらく誘ってみると、”ピクッピクッ”と待望のアタリが穂先に伝わる。何度目かのアタリでついにワカサギが上がってきた。それからは、タナを底中心にするとアタリが途切れる事が無く、日中にもかかわらず釣れ続ける。