北風と太陽
「北風と太陽」という寓話がある。
ご存知の方も多いと思われるが、ここで
あらすじをお話します。
これは、ある旅人がマントを着て歩いていた。
この旅人のマントをどちらが早く脱がすことが
出来るか、北風と太陽が競争した話である。
まず、北風が冷たい風をビュービュー吹かせて
その旅人のマントを剥ぎ取ろうとするのだけれども
旅人は「逆」にマントをしっかり握って離さないのである。
次に太陽の出番である。
太陽が出てきて、暖かい日の光をぱかぽかとあびせると、
旅人は、暑くなって自らマントを脱いでしまったのである。
これは、相手を変えようと思って、相手を責めても、相手が
悪いと認めさせようとしても、逆に相手は心をガード(マントを
しっかり掴んで)して、閉ざしてしまうということです。
勿論、権威や恐怖や脅迫・暴力で表面上屈服させることは
出来かもしれませんが、それでは、和合も心の通い合いも
ありません。
まず、自分が「太陽」になることです。人に指を向けても(悪い
と指摘しても)自分が幸せになることは、絶対ありません。
温かい心、思いやり、相手の立場になって考えてあげること。
心のこもった言葉、温かい微笑み、やさしい眼差しで接して
あげるのです。
「そうだよね。お母さんわかるよ。」の一言がまず必要なのです。
お母さんが「太陽」になったら、その家は光り輝きます。
みんなが活き活きと楽しい家庭を築いていくには、「太陽」
となることです。
子供は、絶対的な弱者です。親の存在なくしては生きていけない
のです。生殺与奪の権利を握っているのです。
黙っているだけでも、子供からみれば大きな権威なのです。
それが、感情的に怒ったり、責めつけたり、時に暴力を振るような
ことがあれば、それはもう大変な心の傷となってしまうのです。
「太陽」となってください。世界がまるっきり変わってきます。
子供と話をする時はしゃがんで、同じ目線で話をしてください。