黄色と黒の特徴的な絵を書く場合は
父親の存在 危うしと書きましたが、
ちょっと横道にそれますが、この黄色と黒は
どこかでよく見かけませんか。
そうです。工事現場の標識等に使われていますよね。
これは、何故かというと黄色も黒も明視度が一番高い
つまり、一番目立つ色ということなんです。
暗い背景では、黄色が一番目立ちます。
また、明るい背景では黒が一番目立ちます。
この両方を取り入れて、昼でも夜でも目立つ
ようにしたのが、道路標識等です。
さて、今回のテーマですが、赤と黒です。
ご想像の通り、この二つの色を特徴的に使う
子供の環境とか心理状態の中には、母親の不在や
育児放棄に近いものがある可能性が高いのです。
まず、子供に何か話し掛けられて
今、忙しいから 後で
というのを、我慢して、しゃがみこんで
子供と同じ目線で、どうしたの
と答えてあげることが、大切だと思います。
自分に応えてくれたということで、子供に自信と
他を認める心が芽生えてきます。
ほんの、小さなことから変わっていくのですね。
ところで、赤と黒といえば、スタンダールの名著
ですよね。
彼の幼少時代を見てみると、
彼が7才のとき母が産褥で死んだことは、彼の精神生活を決定づける事件でした。
「私の母、アンリエット・ガニョン夫人は魅力的な女性で、私は母に恋していた」(第3章、29頁)に始まる彼の感情の吐露はあまりにも有名です。