平成20年度
平成20年度網走開発建設部災害図上訓練支援
地域防災における連携体制を構築するのに有効な、洪水・津波等の災害図上訓練(DIG)をオホーツク地域で持続的に開催していくために、NPO関係者、町内会役員、建設事業者、消防関係者等を地域防災ファシリテーターとして 養成する講座を平成20年3月15日と16日に開催した。その後、各地域で災害図上訓練への取り組みを開始した地域防災ファシリテーターの活動状況の確認とファシリテーションスキルの向上をはかることを目的に、今回、北見市において地域防災ファシリテーターフォローアップ研修、網走市においてファシリテーターの実践訓練として災害図上訓練を実施した。
独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業
“観光業にチャレンジ in オホーツク”
北海道オホーツク地域において、全国の特別支援学校の修学旅行を対象に、体験型研修を中心とした、旅行を安心安全に楽しめる環境づくりを目的として、障がい者と支援スタッフが運営するユニバーサルデザイン(UD)・ツアーデスク設置について検討した。修学旅行ニーズ調査、観光業就労支援セミナー、観光事業就労基礎研修等を平成20年6月から平成21年3月の期間で行った。障がい者が障がい者をもてなす観光事業を確立し、地域間交流の拡大と障がい者の自立による就労の実現を目指し、障がい当事者、サポーターが一体となり、オホーツク地域の企業、団体の協力はもとより、札幌など道内各地から講師の協力を得て、観光業の就労へチャレンジした。
「新たな公」によるコミュニティ創生支援モデル事業
「森の中の小さい、平和なまち」の外国人観光客おもてなしコミュニティづくり “2時間のおもてなし・日本一の通過型観光地を目指して”
本事業は町内外の多様な団体、個人が中心となり町役場等の行政機関が支援する形で、外国人観光客をもてなすために協働し、外国人観光客がどのようなことを望んでいるのか、どのようなことをしたら満足されるのかを顧客の立場で考え、その実施を通しておもてなしの気持ちを伝えることを目的に行います。その過程で地域の担い手・人材を育成し、それを支える町内外のネットワークを形成することにより、新たなパートナーシップの確立を実現したいと考えます。