北惣門 |
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本堂 |
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法隆寺中宮寺宮の寄進よって建立されたといわれ、この門を潜ると直ぐに本堂までの長い石段がある。石段数は108段あるという。 |
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建治3年(1277)に焼失した後、室町時代の建武4年(1337)に再建された。中世真言宗本堂の典型的な建造物という貴重な遺構として国の重文指定されている |
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本堂正面石段 |
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境内に咲くカサブランカ |
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本堂正面に至る長い石段。ここは南惣門から当寺院に入ると直ぐにある。こうした境内の配置からも法隆寺に開かれた南惣門が当寺院の正門であることがよく解る。 |
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訪れた時、カサブランカの植木鉢が多数、境内に置かれていた。毎年7月初旬から行われている。その数、約5000輪とのこと。なお、後方に見えるのは三重塔。 |
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三重塔 |
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行者堂 |
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明治16年(1883)に建立された。しかし、使用されている鬼瓦に正徳3年(1713)の銘があるなど、旧材が再利用されていることが判明している。 |
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古くより修験道の寺院として栄えた当寺院らしく、行者堂があり、修験道の祖、役行者(えんのぎょうじゃ)の像が安置されている。 |
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七福神堂 |
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←七福神堂には国の重文指定されている大黒天が安置されている。鎌倉時代の作。像高約82cm、桧材一木造り木造。現在よく見かける米俵に乗った大黒さまとは異なり、像全体は黒色で、お顔は憤怒の様相である。日本でもっとも古い様相をもった大黒天像とされる。 |
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南惣門 |
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←江戸時代の文久2年(1862)に興福寺一乗院宮の寄進により建立された四脚門で当寺院の正門である。この門より約2km下ると法隆寺の東院に至る。
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風神 |
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雷神 |
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上の風神、雷神のそれぞれの浮彫彫刻はこの門に、両彫刻が対面して掲げられている。このため雷門との異称がある |