槍ヶ岳(2度目) 3180m 2008年8月22日

今回はムーンライト信州の運転日では無いので、自分としては珍しくバスで上高地入り
夜行「さわやか信州号」のグリーンカーに乗る。また贅沢をしてしまった。。。

盆明けの平日なのでバス乗り入れ規制日では無い、沢渡乗換えも無く
新宿発のバスが直接上高地へ入る。予定よりも30分早く到着する。
霧雨が降っていてイマイチ、カッパを着るか迷うところ。
とりあえず軽くパンを食べて、身支度を整え出発する。
霧雨の河童橋

明神・徳沢・横尾と、ハッキリしない天候の中をサッサと歩く
相変わらずの霧雨で、たまに雨になり、たまにお日様が顔を出す変わりやすい天気
カッパを着ると晴れて、カッパを脱ぐと雨が降る・・・ これを繰り返し・・・
う〜ん、どうにかならぬものか

横尾に到着、横尾山荘の工事がほとんど終わっていました。
だいぶ雰囲気が変わりました

相変わらず降ったり止んだり、たまに日が差す。
なのでカッパを着たまま歩くが、当然大汗をかく。
槍沢ロッヂに到着

まだまだ先が長い、
ババ平・大曲だんだん傾斜が増すので徐々に苦しくなってくる
ちょうど2年前にも同じコースを歩いているので、その時の時間と比較しながら
歩いたのだが、ほぼ同じペースで歩けているようだ。
ババ平のテン場より 微妙な天気

天狗原の分岐まで来ると少し雨が強くなってきた
このまま稜線まで雨なのだろうか・・・

槍沢のカールを横切り天狗池へ到着する。
4名の方が休憩していた。自分も昼飯にする。
天狗池

氷河公園の中を歩き横尾尾根に向かって登っていく、ここまで来ると
標高が上がっているので、かなり苦しくなってきた。

横尾尾根に上がり、更に登っていく。
すると、なぜか雨が止んで急に辺りが開けてきた。
それに、常念岳の姿も見える。
しかし変わりやすい天気だ

急斜面を登り、ハシゴとクサリ場を登る。これで稜線まであと僅か。
ハシゴ

そして稜線へ、あ〜着いた着いた。


案の定、稜線はガスの中
明日の天気予報は「晴れ」なので今日は早々に南岳小屋へ入る事にする。

久々の山小屋泊、夕飯を食べて消灯時間まで受付前のテーブルで酒飲んでいたら
テントの人が「ガスが無くなり星がとっても綺麗だー!」と言いながら小屋に入ってきた
慌てて外に出ると、満天の星空でした。


翌朝、食事を済ましてのんびり支度をして出発する。
気がつくと周りの宿泊者は全員出発した後で、自分が一番最後のようだ
朝日があたる穂高と南岳小屋

しかし今日はいい天気だ、ただ気温は低いようで少し霜が着いていた。
南岳を越えて中岳の下にある水場で水を汲む、だいぶ水量が減っていた
そして下の水溜りは凍っていた。

中岳へ登る。
ケルン、中岳・大食岳、そして槍

この南岳・槍ヶ岳間の稜線歩きはとても良い!
笠ヶ岳、奥に加賀の白山
中岳山頂

中岳、大食岳と通り槍ヶ岳山荘へ
休憩ののち穂先へ登る。
槍の頂上

ここで休憩中の人とお話しする。
新穂高から走って4時間で登って来たとの事、今日は穂高岳まで行って
日帰りで新穂高まで戻るらしい、すごい人でした。

360度大展望でした
穂高方面

槍ヶ岳山荘へ戻る。
本当は双六へ行く予定でしたが、翌日の天気が荒れるようなので、ここで下山を決める。
上高地へ向けて槍沢へ降りる。
下山します

殺生ヒュッテへ寄り道する。
そびえ立つ槍ヶ岳

あとは、ひたすら下山
槍沢ロッヂで昼飯を食べて、横尾・徳沢・明神と通過して上高地へ

新島々までバスで移動して松本からスーパーあずさで帰る。

予定を変更しての途中下山となりましたが、連日悪天の中の僅かな晴れ間にあたり
とても幸運でした。

コースとタイム

8月21日
上高地 5:55
明神 6:45
徳沢 7:25(10分休憩)
横尾 8:15(10分休憩)
槍沢ロッジ 9:35(20分休憩)
天狗原分岐 11:30(10分休憩)
天狗池 12:10(15分休憩)
稜線 14:00(10分休憩)
南岳小屋 14:30
8月22日
南岳小屋 6:20
槍ヶ岳山荘 8:30(10分休憩)
槍ヶ岳 9:00(10分休憩)
槍ヶ岳山荘 9:25(10分休憩)
天狗原分岐 10:40
槍沢ロッジ 11:45(15分休憩)
横尾 13:00
徳沢 13:45(5分休憩)
明神 14:30(5分休憩)
上高地 15:05

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