トムラウシ山 2141m 2013年7月6日

去年雨で登らなかったトムラウシ山に再チャレンジです。

っと言っても、いきなりこの山に挑戦するのは無謀なので体力作りをしました。
冬山に殆ど登らなかったので体は重くブクブク状態なので、日光男体山に2回
日光白根山に1回登りました。

そして・・・
前日、お昼の飛行機で羽田から帯広へ移動。
レンタカーで走ること2時間でトムラウシ温泉の東大雪荘へ到着する
すでに夕方なので温泉に入って夕飯食べて9時には就寝。

フロントの方に聞いたところ、明日は20人弱の団体が二組いるので
全部で40〜50人くらいは登るのではないか、との事でした。


3時に起きてあれこれ支度をして3時半くらいに出発、林道を走り
短縮登山口へは25分くらいで到着する。途中で団体さんを送ったと
思われるマイクロバス2台とすれ違った。
登山口 まだ薄暗い

車を降りた直後からすごい数の蚊がまとわりついてきた。
顔の周りをあちこち刺してくるので慌てて支度をして出発する。
虫除けは必要ですね。
バイオトイレがあり、きれいです

穏やかな道を徐々に登るとトムラウシ温泉からの道と合流して
徐々に登りがキツクなる、そしてカムイ天上に到着するが
少しでも立ち止まると蚊が群がってくるのでそのまま通過する。
分岐

ここから先は残雪があり、その雪解け水によるドロドロの登山道と
雪渓が交互に現れるようになる。雪渓は歩き易くていいのだが
泥道は大変でした、スパッツはしていたもののズボンが泥だらけに
なりました。相変わらず蚊が多いので止まらずに歩き続ける。
雪渓

1時間ほど尾根道を登るとカムイサンケナイ川に向かって下り始める。
そして最後は雪渓になる。カムイサンケナイ川は完全に雪に埋まって
いました。
下る途中から雪渓になる

紅ガラで大きく印がしてあり道を間違えることは無いでしょう。
コマドリ沢出合も完全に雪の中、矢印に従って雪渓登りを始める。
ここまで来ると蚊はいなくなったが雪渓の途中で長時間休むべきでは
ないのでそのまま歩き続ける事にした。
こんな感じの雪渓

デカイ矢印に従って登る

雪渓の雪はベチャベチャで簡単に蹴り込めるのでアイゼンは不要。
前を歩く団体さんの足跡を追って一直線に登る。

そして雪渓の終了地点で団体さんに追いつく、けっきょくココまで
ノンストップで歩いてしまった。
蚊はいなくなったので、のんびり朝飯を食べる事ができた。
雪渓の終点

ひと登りすると前トム平に到着する。


さらにひと登りして一旦下るとトムラウシ公園に到着するが
ほとんどが雪の下でした。雪の上にうっすらと残る足跡を追って
登っていく。雪渓が終わるとチングルマなどが咲いているお花畑になり
トムラウシ山も目の前に迫ってくる。
トムラウシ公園

分岐が現れるので右へ、あとは山頂へ向かって最後の登りになる。
前半飛ばしすぎたので、かなりペースが落ちましたが予定よりも
かなり早く山頂へ到着する。
分岐

山頂 ガスです

ガスが沸いてしまい遠くは見えませんでしたが、かろうじて十勝岳の
姿などが雲の合間から見ることが出来ました。

誰もいなかったのでのんびり山頂を楽しんだのですが、団体さんが
登ってきて騒がしくなったので出発することにした。

帰りは比較的のんびり景色を楽しんだり花の写真を撮ったりしながら
歩いたが、トムラウシ公園の辺りから雨が降り始めた。
展望は無かったが素晴らしかった

花がいっぱい咲いてました

雨は降ったり止んだりを繰り返しあまり長く降らなそうだったので
カッパは上だけ着ました。

来た道を戻りコマドリ沢の雪渓を下りきった頃には雨も止んだので
カッパを脱いだ。

下るにつれて再びドロドロ道になり、朝ほどではないが蚊が増えてきた
急ぎ足で歩いて後半はほとんど立ち止まることなく歩き続けた。

短縮登山口へ戻る。ほとんど車は増えてなかった。
まだ登る人は少ないのでしょうか?

トムラウシ温泉の入り口横にある水道で登山靴とスパッツの泥を落とす。
そして風呂に入る、その後に飲んだアクエリアスがめちゃくちゃうまかった。
かなりの脱水だったようだ。
トムラウシ温泉

しかし、ドロドロ登山道と蚊の多さには閉口しました。

コースとタイム

短縮登山口 4:05
カムイ天上 5:00
コマドリ沢出合 6:25
前トム平 7:20
トムラウシ山 8:50(20分休憩)
前トム平 10:30
コマドリ沢出合 11:00
カムイ天上 12:15
短縮登山口 13:05

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