十勝岳 2077m 2009年7月4日

朝4時に起きて、とほ宿を出発する。
コンビニに寄って望岳台の駐車場へ到着する。

昨日と違って今日は天気が良いようで、これから登る十勝岳や美瑛岳などが良く見える。
そして、昨日登って何も見えなかった旭岳なども遠くに見えた。

支度をして歩き始める。周りは開けているので見晴らしが良く
前を歩く人の列が見える。
高曇りながら山頂までくっきり見えますね

だだっ広いところを登ると美瑛岳への分岐があり、その先に新しく
出来た避難小屋がある。中に入ってみたが何も無かった。
建て直された新しい避難小屋

まだまだ元気なので休憩せずに登り続ける。
少し先で左へトラバースして尾根道となる。
だんだん急坂になり、かなりキツイ!
急坂の途中から山頂を望む

地元の人らしきおじさんに追いついたので聞いてみたところ、ここの登りが第一の難関との事。
ジグザクに切られた道を登りきると反対側には大きく陥没した昭和火口があった。
大きな陥没

一旦傾斜が無くなり穏やかな道になる。右側には噴煙を上げる火口があり硫黄の匂いがする。

そして、山頂手前の急斜面にさしかかる。先ほどのおじさんの話では、ここが第二の難関との事。
一気に高度を上げるので、かなりキツイ。
さすがにここまで来ると休憩をあまり取っていないのでバテ始めてきた。
休み休み登り十勝岳山頂へ到着する。
山頂

まだまだ展望はあるものの、だいぶ雲が沸いてきているようだ。
北アルプスや関東甲信越の山々ならば、周りの山はすぐに判別出来るが
さすがに不慣れな北海道の山なので昨日登った旭岳以外は良く判らなかった。
美瑛岳方面、雲が湧いてきた

風も無く穏やかでしたが体が冷えてきたので下山を開始する。
山頂へ向かって雲が押し寄せているのが判った。

急斜面は慎重に降りて、あとは昭和火口までのんびり歩く。
振り返るともう山頂は見えなくなっていた。
最後に拝んだ山頂

どんどん下山して望岳台へ戻る。
山頂は雲の中へ

吹上温泉 白銀荘の風呂に入る。
ここでテント泊でも良かったかもしれない。

もう一つ目的があり旭川市内へ移動する。
アザラシが高速で泳ぐ!

羽田行きの飛行機で帰る。
旭岳と十勝岳、二日間で慌ただしく終わらせるのはもったいない気がした。

コースとタイム

望岳台 5:20
避難小屋 6:10
昭和噴火口 7:00
十勝岳 7:50(20分休憩)
昭和噴火口 8:40
避難小屋 9:15
望岳台 9:45

戻る

HOMEへ