光岳 2591m 2009年8月6・7日

今回は易老渡から光岳へ登り、聖岳まで稜線を歩き便ヶ島で戻るルート
台風の遠い影響が出て微妙な天気だが、とりあえず行ってみる事に…

途中仮眠して朝5時になったので易老渡へ移動する。道が狭く曲がりくねった
林道を約1時間走り易老渡に到着する。準備をして出発しようとしたが
なぜかトイレの扉が開かない。どうやらトイレが使えない状態のようだ。
易老渡の駐車場

仕方が無いので車で便ヶ島まで移動する。ここには綺麗なトイレがありました。
どうせ聖から便ヶ島へ下山するので、車はここに置いて行く事にして
ザックを担いで易老渡まで徒歩で戻る。
便ヶ島、ここに戻ってくるつもり

易老渡の駐車場のすぐ下に登山口の橋がある。
この橋が何気に怖かった。
登山口の橋

早速上り始めると、いきなり急登!
でも歩き易い道だったので調子に乗って飛ばして登ったら息が切れて
すぐにバテバテになってしまった。

面平に到着する。
休憩しようかと思ったがアブなど虫がブンブンと纏わり付いてゆっくり
出来ない。長く立ち止まる事が出来ずに歩き始める。
面平

今年は雨が多いせいかキノコがいっぱい出てました。そしてムカデみたいな
ヤスデみたいな、ダンゴ虫が長くなって巨大になったような虫が歩いてました。
それに姿は見なかったがヤマヒルが多いらしい。

面平からは若干斜面が緩やかになる。
どんどん登ったが途中で雨が降り始めたので渋々カッパを着る。
既に大汗をかいている上にカッパを着たので、内部蒸れ蒸れ状態。

易老岳に到着する。この時点で雨は本降りになっていた。
道から少し入った所に山頂がある

光岳に向かって歩き始める。標高差100mほどを一旦下ると鞍部は雨でぬかるんで
びちゃびちゃでした。そして光小屋に向かって登り返すが、かなり体力を
消耗しているのか休む回数が増えて時間が掛かってしまった。

小屋では提供してくれないようなので水場でたっぷり水を汲んで光小屋へ向かう。
水場

小屋でテントの受付をして、その時間だけ雨が小康状態だったのでテントを張る。
張り終えた頃また雨が本降りになったので、今日は山頂へ行かずにテントでのんびり
過ごす事にする。
光小屋のテン場

夕方になり雨が止み、ほんの一時周りの景色が見えるようになった。
一時的に富士山が見えた


一旦回復したように見えた天気ですが、翌朝になってみるとガスと小雨の
状態に戻っていた。とりあえず光岳の山頂のみ往復する。
山頂です。展望ありません。

テントを撤収して易老岳方面へ歩き始める。靴が壊れたのか水がしみて
グチャグチャな状態、だんだんやる気が無くなってきた。
光小屋をあとにする

ガスガスなのでイザル岳もパスして鞍部まで下り、易老岳へ登り返す。

易老岳で休憩しながら考えたが、天気が回復する兆しも無く靴はグチャグチャ
既にやる気も無くなってしまっているので聖までの縦走は諦めて易老渡へ
下山する事を決意する。

登りで5時間近く掛かった道をガンガン降りて、かなり短時間で易老渡まで
戻ってしまった。しかし、車は便ヶ島に置いてあるので更に20分ほど林道歩きを
する羽目になった。

今回はかなり残念な結果になってしまったが、下山後も大気が不安定らしく
局地的に大雨が降っていたので途中下山は正解だったと思っている。

コースとタイム

8月6日
易老渡 6:55
面平 8:20
易老岳 11:20(10分休憩)
光小屋 14:00
8月7日
光小屋 5:25
光岳 5:40(5分休憩)
光小屋 5:55(45分休憩)
易老岳 8:10(10分休憩)
面平 9:45(10分休憩)
易老渡 10:45

戻る

HOMEへ