蓼科山 スノーシュー 2530m 2007年3月24日

冬山シーズンも残り僅か、どこへ行くか迷ったが比較的手軽に登れそうな
蓼科山にチャレンジする。天気予報は下り坂、午後遅くなると雨が降り出すようだ
もし、天候が悪い・体調が悪い 場合は将軍平で引き返そうと決める。

朝9:00から白樺高原スキー場のゴンドラが動き出すので、それまでスキー場の
駐車場で待機、晴れ間ものぞいていて車山も見えていた。

ゴンドラの改札口でスキー場のスタッフから、「登山ですか?かみ持ってますか?」と
聞かれて、「えっ?かみ?」・・・「紙?」 どうやら登山届けの事らしい。
自宅で書いて来た登山届けを出すと「ほんじゃ気をつけて!」との事。
紙じゃなくて登山届けと言え! と思いつつゴンドラに乗り込む。
ゴンドラ乗り場と目指す蓼科山

ゴンドラから北アルプスもうっすらと見ている。どうにか天気は持ちそうな予感がした。
ただ、スキー場を見るとゲレンデ以外は雪が少ない。あまり良い雪は期待できなそうだ
ゴンドラを降りると正面が登り口。
7合目まで1Kmとのこと

雪はカチカチ、平坦な道なのでスノーシューは付けずに歩き出す。歩く事15分ほど
2度ほど道路と交差の後、7合目の鳥居の場所へ着く。
7合目の鳥居

ここで手に持っていても、しょうがないのでスノーシューを付ける。相変わらず
雪はカチカチなので、アイゼン代わりにしかなっていないようだ。最初は穏やかな
樹林帯で、次第に傾斜が増してジグザグの道になる。トレースは沢山あるので
迷う事はなかった。
そして後半は結構急な斜面を直登する。登り終えると蓼科山荘のある将軍平へ到着!
蓼科山荘

スノーシューを外して、しばし考える。「頂上まで行こうか?」
とりあえず下りはアイゼンの方が歩き易そうなので、持ってきた6本爪アイゼンを装着
やっぱり行こう!と決めて、頂上へ向かって登り始める。結構キツイ斜面を休み休み
登る事30分ほどで山頂へ到着する。すごい強風
蓼科山山頂

山頂には反対側から登って来たと思われる1組5人がいた。やはり強風で辛いのか
記念撮影のあと早々に下って行った。蓼科山頂ヒュッテもかなり雪に埋まっていた。
蓼科山頂ヒュッテ

肝心の展望は、雲がだいぶ増えたが八ヶ岳の山々などが良く見えた。浅間山もうっすらと
見えるが北アルプスは見えなかった。
手前が北八ツ、右奥が南八ヶ岳

強風なので早々に下山を開始する。でも山頂エリアからほんの少し下がると穏やかになる
雪の斜面には綺麗な模様が付いていた。


結構な急斜面なので、へっぴり腰で降りる。途中から樹林帯になるので一息、
シリセードの方が早そうだが、雪が硬くておケツが痛そうだし小動物の糞尿が沢山
落ちていたので、おとなしく歩いて降りる。
のんびり歩いたつもりだが山頂から1時間ほどで7合目に戻る。
スキー場まで歩いてゴンドラに乗って降りる。
スキー場 人が少なかった

立科町の日帰り温泉「権現の湯」入って帰る

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