谷川岳 1963m 2005年9月2日

夏休みが1日残っていたので消化するため会社を休む。
何処へ行こうかと、色々調べていたら谷川岳ロープウエーが新型に切り替わるため
運休中であることが判った。「たぶん静かな山登りが出来るだろう!」と言う事で
ロープウエーを使わずに谷川岳に登る事に決定!

前夜に車で立体駐車場まで行って車中泊をするが暑くて眠れず、一旦駐車場を
出て適当な空き地に車を止めて寝る。風があって涼しかった。
あとから考えれば一ノ倉沢まで行って寝れば良かった・・・

朝起きて再度立体駐車場へ車を入れ、ダラダラと支度をして出発する。
新しいロープウエーと古いロープウエー駅の前を通る。
左がNEW 右が古いの

そして、すぐに登山指導センターがあり自宅で書いて来た登山計画書を提出する
登山指導センター

舗装路をさらに歩き2度ほどカーブを曲がると西黒尾根の登り口がある。
ここが登り口、いきなり急坂

日本三大急登のひとつらしいので、やっぱり大変でした。
今日ここを通るのは自分が最初らしくクモの巣がやたらと多かった。それ以上に
熊が心配だったので鈴をつけて登る。
ちょうど息が切れてきた頃に鉄塔が現れて少し広い場所に出る。ここまでにカエル
多数、ヘビ1匹(種類は不明)出没。
鉄塔

さらに同じような道を登ると視界が開けてくる。天神平も同じくらいの高さになる
西黒尾根から見た天神平

そしてクサリ場登場
クサリをなるべく頼らずによじ登る

ラクダの背に付くと、これから登る急斜面が見える。そして少し下ると巌剛新道との
合流点がある。ここから先はクサリ場や急斜面の連続、それに至仏山と同じ蛇紋岩で
つるつる滑るので注意が必要、特に雨の日にここを登るのは相当の注意が必要で
しょう!


傾斜もひと段落すると頂上も近くなってくる。肩の小屋への分岐を過ぎるとトマの耳
はすぐに着く。
トマの耳(三角点)

そして10分ほどでオキの耳に着く。新潟県側一面雲で真っ白、反対側は雲が
流れて展望が広がったり雲で何も見えなくなったりの繰り返し、そして思惑通り
誰もいないので静かでした。
オキの耳、最高地点

肩の小屋へ降りて、天神尾根を下る。途中すれ違った登山者は4組ほど、やっぱり
空いてる。
熊穴沢ノ頭避難小屋を通り天神平方面へ歩く。木道などが整備されていて歩き易い
やはり西黒尾根より、こちらの方が安全だと思った。
肩の小屋

天神平の手前に田尻尾根の分岐があり、そちらへ曲がる。普段はあまり通る人が
いないのだろうか?部分的に踏み跡が不明瞭なところが有ったり、藪で歩き辛い
ところがあった。
途中から砂利道に出てロープウエーの下を通る。新型ロープウエーの試運転を
行っていた。下山後は、お決まりの「湯テルメ谷川」に入って帰る。

意外に険しかった「谷川岳」、でも静かな山歩きが出来ました。

コースとタイム

土合口 6:15
ラクダのコル 8:15
トマの耳 9:15
オキの耳 9:25(15分休憩)
トマの耳 9:50
熊穴沢の頭避難小屋 10:40(5分休憩)
天神平の分岐 11:05
土合口 12:05

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