悪い天気予報ではなかったのに朝起きると雨が降っていて斜里岳山頂は
雲の中で見えませんでした。
斜里岳 前日に宿より撮影とりあえず清岳荘のある登山口まで移動するが、さらに激しい雨が降ってきた。
しばらく様子を見たが雨が止みそうも無いのでカッパを着て出発することにした。
二日連続でカッパを着ることになるとは思いもしない事態。
清岳荘の登山口清岳荘を出発して緩やかに下って行くと林道に出て、そのまま歩くと
旧清岳荘のあった広場に到着する。
ここから本格的な登山道歩きになる。5分も歩かずに川が現れ渡渉が始まり
水面から顔を出している石に乗ったりしながら対岸へ渡る。
雨により若干増水しているようだがまだ大丈夫な様子、またコケなどで
滑りやすい石は無かった。
下二股へ到着する。相変わらず雨が降っている。
下二股カッパを着ているので視界が狭い、川を渡渉しているので足元に意識がいってしまい
登山道を覆っている木に何度も頭をぶつける。だんだん嫌気がさしてきた。
川のすぐ横が登山道でかなりの急斜面、少し増水が始まっているようで
道が狭くなる。一度、水流に押されて足を踏み外し流されそうになった。
上二股に到着する。
普段であればここは水が涸れていると思われるが、今日はガンガンに水が流れて
いて沢登はまだまだ続くと言った感じ。それに雨が更に強くなったような気がする。
上二股ようやく水の流れていない部分まで登り、ジグザグに急斜面を登ると馬の背に着く。
風の通り道で強風なので速やかに通過する。そしてひと登りすると山頂へ到着する。
ここもすごい強風で雨が真横から吹きつけて、カメラを出すのも億劫だったが
写真だけは撮っておくことにした。
斜里岳山頂、すごい雨風でした早々に山頂をあとにして下山する。馬の背を通過して少し下ると沢歩きが
始まる。更に水量が増えているような感じだ。
上二股に戻り熊見峠方面へ向かう、ようやく沢歩きから開放されるが相変わらず
雨は降り続いている。竜神の池に寄り道してみる。きれいな池で水がとても
冷たかった。
熊見峠までの道は、本来であれば見晴らしの良い稜線歩きの道と思われますが
今日は雨と強風で何も見えず、ひたすら歩くのみ。
急な下りを降りると下二股に到着する。
完全に増水していて行きとはまったく水量が異なる川となっていた。
もともと履き潰した登山靴で水がしみてグチャグチャだったので、思いっきり
川の中を歩いて下山しました。
旧清岳荘の跡地下山後は清里町の「緑の湯」に入る。
そして神の子池に行ってみる。摩周湖と地下で繋がっているとか、いないとか
神の子池、きれいな水でしたまだ時間があるので裏摩周展望台にも行ってみる。
裏摩周展望台女満別空港でレンタカーを返し飛行機で帰る。