駒ケ岳サービスエリアで時間調整をして深夜割引の始まる夜12時直後に
松川インターを降りる。
小渋ダムの脇を通り、大鹿村から鳥倉林道へ
ゲートのある駐車スペースに到着。松川インターからちょうど1時間でした。
20台ほど車が止まっていて、半分ぐらいが車中泊しているようでした。
出発が早いので速攻寝る。
日の出時間は5:20、最初の30分ほどは舗装された車道歩きなので
ヘッドランプのみで闇を歩いてもとくに危険は無いと判断、逆算して
4:50に出発する。
ゲート まだ真っ暗日帰りの予定、コースタイムが長いので11時までに山頂に着かなければ
その時点で引き返すと決めていた。
暗闇を歩きます舗装路を歩いている最中にだんだん明るくなり登山口に着いた時点で
ヘッドランプは要らなくなった、とくに休憩する必要も無いので
写真だけ撮って通過する。
登山口 この時点でライトは不要ここから登山道に入る、急な登りは最初の30分ほどで次第に緩やかになる。
道は歩きやすくコースタイムよりかなり早く塩川ルートの分岐に到着する。
相変わらず通行止めでした、このまま廃道になるのでしょうか。
弱そうに見えますが、しっかり組んであります。
塩川ルートの分岐分岐から少し急登になりますが長く続かずひと登りで三伏峠に到着する。
7:00 かなり飛ばして歩いたので少し休憩する、今のところ順調です。
三伏峠小屋小屋のすぐ裏がテント場でした。
テン場10分も歩かずに三伏山に到着、目指す塩見岳がきれいに見えます。
ただ、逆光なのでうまく写真が撮れませんでした。
三伏山
塩見岳 逆光だしまだ遠い少し歩くとまた樹林帯に入り展望がありません、徐々に下って
ふたたび本谷山に向かって登り返します、まだ元気だったので
この時点では登り返しは辛くありませんでした。
本谷山山頂のみ展望がありました、先ほどの三伏山より塩見岳が近く見えます。
塩見岳 近くなった少し休んで出発、ここからかなり下ります。帰りのことを考えると気が重くなります･･･
権右衛門山の中腹を巻く感じでしばらく水平な道が続いた後は急登になり
塩見新道と合流します。塩見新道も廃道になるのでしょうか。
塩見新道の分岐いくらも歩かずに塩見小屋に到着、だいぶ疲れが出てきました。
塩見小屋は建替え工事中で売店しか営業してませんでした。
この辺りでやっと森林限界です。
塩見小屋 工事中山頂へ向けて最後の登り、さすがに息が切れてなかなか足が進みません。
前後に人がいるので落石に注意しながら慎重に歩きました。
これが最後の登りやっとの思いで塩見岳西峰に到着、三角点を確認しさらに東峰へ
最高地点に登り「バンザ〜イ！」
最初に西峰
東峰は歩いてすぐ
東峰東峰は狭いので西峰に戻って休憩、天気がよいので南アルプス北部から
南部まで全て見えてすばらしい景色が楽しめました。
北岳の方向
逆側時間に若干の余裕がありますが先が長いので11時前に山頂を後にする。
先ほど登ってきた岩場を慎重に下り塩見小屋で少しだけ休憩する。
珍しくひざが痛くなってきた。
塩見小屋の売店本谷山に向けて下っている最中から疲れがかなり出てきて
そして登り返しが始まると足が止まって動かなくなってしまった。
しばらく休憩しちょうど昼時だったので持っていたコンビニおにぎり
3個を腹に詰め込む。
食べて休んでエネルギーが回ってきたのでしょうか、再び歩き始めると
ペースは遅いものの先ほどとは違って足が進みます。
やっとの思いで本谷山に到着する。
行きは逆光で上手く写真が撮れませんでしたが、今回はきれいに撮れます。
でも残念ながら雲が増えてしまいました。
今度は順光再び下って三伏山に向かって登り返しますが、ゆるやかな登りでバテることは
ありませんでした。そして塩見岳が遠くなりました。
だんだん遠くなる 雲が増えた登山口に向けて展望の無い道をひたすら下ります。かなりひざが痛いです。
歩きやすいのですが･･･15:30登山口に到着、でも車道歩きが残っている。
登山口谷を隔てて駐車スペースが見えているが、まだまだ遠い。
ほとんど惰性で歩いている感じ。
自分の車が遠くに見えるゲートのある駐車スペースにやっと到着、へとへとでした。
日帰りはキツかった。
やっと着いた赤石荘に一泊し翌日帰る。
赤石荘