表銀座・常念山脈縦走(大天井岳・燕岳) 2004年7月22〜23日

いろいろコースの選定で悩んだのだが、夜行の「ムーンライト信州」の
運行日ではないので、朝一番の「スーパーあずさ1号」に乗る。
平日なのに結構登山客が多いこと・・・

豊科の駅前で登山の格好をした「おじさん」を発見!行き先を尋ねると
同じ一の沢だったので、タクシー相乗りしてもらいました。おかげで
4500円のタクシー代が半分になった。
一の沢 ここからスタート

一の沢の登山口から常念小屋までは、それほどキツクない沢沿いの
登山道でした。(キツクない代わりに距離が長い)
所要時間は4時間半らしいが、飛ばして登ったら3時間で常念小屋に到着
小屋で宿泊の手続きをして休む間もなく常念岳へアタック開始(これが
間違えでした)。小屋から急激な傾斜を登り標高がどんどん高くなるの
だが、それにつれて調子が悪くなり2700m付近でダウン!少し休んで
小屋まで戻りました。
こんな形で断念するのは初めての経験、やはり標高の高い山は
侮ってはいけませんね〜
常念小屋

常念小屋だが、「まあ、こんなもんか」って感じ、当然相部屋だが地図を
広げてみんなで、「あーだこーだ」と結構にぎやかだった。夜7時半には
同じ部屋の10人全て寝て、午前3時くらいから、一人、また一人、と出発
小屋の朝飯(AM5:00)まで居たのは4人でした。みんな早え〜

常念小屋を出発して20分ほど登るが、そこからは傾斜の無い稜線歩き
天気は雲一つ無い快晴!
木曽御嶽山・乗鞍岳・穂高・槍・鷲羽岳・水晶岳・野口五郎岳・立山・鹿島槍
五竜岳・八ヶ岳・南アルプスまで(何故か富士山は見えず)すばらしい展望
稜線歩きはすごく楽しかった。
槍穂!

やがて登山道も登りになり、登りきった場所が大天荘、そこから10分程で
大天井岳山頂に着く。今回の山旅での最高地点2922mだ!また槍ヶ岳も
一番近い位置になる。思う存分に写真を撮った。
大天井岳 快晴!快晴!

大天井から燕山荘まで、ガイドブックには平坦と書いてあるが実際は
アップダウンが想像以上にあり、思いのほか時間がかかった。
燕山荘に到着したのはAM11時、本当は燕山荘泊まる予定だたのですが
早く付きすぎたので、そのまま燕岳のみ往復して、あとは下山した。
穂高町町営の有明荘に宿泊(実質経営は燕山荘)、温泉入ってその後は
大爆睡!

朝9時半、有明荘の前で穂高駅行きのバスを待っていたら、タクシーの
運ちゃんに「バスと同料金で駅まで乗せて行くよ」と言われ迷わず乗車、
本来は7000円以上するタクシー代が1600円でした。駅前で蕎麦を食べ
あずさで帰りました。

今回は天気が良すぎて腕など、かなり日焼けした。標高3000m近い
稜線を歩いていてもTシャツ1枚でゼンゼンOK!下山翌々日の北アルプスは
大荒れだったようなので、やはり運が良かったようだ。
これで昨年途中断念の燕岳のリベンジが出来た。その代わり常念岳の
再チャレンジが目標になってしまった・・・

しかし、行きも帰りもタクシーが安上がりで良かったなぁ〜

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