雲取山 2017m 2005年5月15日

車での山行はどうしてもピストンが多くなる。(まあしょうがないのだが)
理由は無いが、この雲取山はピストンではなく縦走をしようと以前から
決めていた。なので電車での移動になる。

連休明けの土日にテントを担いで池袋からレッドアローに乗り西武秩父から
御花畑まで5分ほど歩き秩父鉄道に乗る。驚いたのは3両編成の車両に
乗っているのが全て登山者!終点の三峰口に着くと、ほぼ全ての人が
待機していた秩父湖行きのバスに乗る。そしてロープウエーの乗り場である
大輪のバス停でみんな降りる。みんなロープウエーに乗る!

ロープウエーの終点に着いて真っ先にトイレに行ったのだが、用を足して
トイレから出ると不思議と大半の人がいなくなっていた。皆さん先を急いだ
のかな???

とりあえず三峰神社の登山口を目指して歩き出す。下り道だ!そしてテントを
含んだ60リッターのザックが非常に重たい。こんな重さの荷物でこれから先
どうなるのだろう?などと思いながら登山口を通過。余計な事を考えていた
ので登山口の写真を撮り忘れる。
穏やかな登り坂だが炭焼平を過ぎるとだんだんキツイ登りになる。登りきる
と霧藻ガ峰休憩所に着く。直前にはレリーフがあった。休憩所では小屋番の
おじさんが色々話しかけてきた。少々休憩する。
霧藻ヶ峰休憩所

霧藻ガ峰休憩所を出発すると、もったいないが一旦下る。下りきった所が
お清平だ!そこから前白岩山までは急登でテントを担いでの登りは非常に
キツかった。途中で全く足が動かなくなりシャリバテに気付く。コンビニの
おにぎりを食べてまた登り、どうにか上りきる。そし白岩小屋から少し登ると
白岩山山頂に着く。
白岩山 展望無し

芋ノ木ドッケから大ダワまでは山腹の登山道をひたすら歩く。谷が深いので
登山道から足を踏み外さないように要注意の場所が長く続く。積雪があれば
絶対にアイゼンが必要でしょう!
大ダワからひと登りすると雲取ヒュッテに到着する廃屋で不気味でした。
夜はかなり怖いでしょう!
雲取ヒュッテ

わずかに登ると今晩の宿営地のテン場を通り過ぎて雲取山荘に着く
テントの受付をしてテン場に戻りテントを設営!水汲みとビールを買いに
山荘へ!ビール飲んでトイレへ! テン場と山荘を行ったり着たりでした。
テン場とマイテント

この日はガスがひどく展望が無かったので山頂へは行かずにテントで
ゆっくりする事にしました。(気が着いたら昼寝してました)

翌朝は4時に起きて朝飯・テント撤収で5:20に雲取山荘を出発する。
朝の雲取山荘

20分ほどの急登でようやく山頂に着く
昨日と違って展望あり 嬉しい

しばらく気持ちの良い稜線を歩き雲取奥多摩小屋を通過してブナ坂まで来る
ここから先は樹林帯になり山腹に伸びる登山道を徐々に下る。かなり長い。
一旦車道に出て少し歩くと鴨沢への近道があり、そちらを降りると鴨沢の
バス停に出る。9時に到着。
鴨沢バス停とトイレ

バスの時間まで1時間近くあるので近所のお店でビールを買って飲んでいた
約20分後、いきなりバスが来た!運転手さんに聞くと臨時便らしい。
飲みかけのビールを持ったまま慌ててバスに乗る。(つまりバス内で飲酒)
確かにすれ違うバスはどれも超満員でした。(反対向きなので空いてましたが)

奥多摩駅からJR線を乗り継いで帰宅する13:30でした。
今回はテント泊、行きに特急列車に乗るなど多少贅沢をしたがやはりテント!
余りお金がかかりませんでした。

コースとタイム

5月14日
三峰山頂駅 9:30
三峰神社 9:40
登山口 9:50
霧藻ヶ峰休憩所 10:55(10分休憩)
白石小屋 12:30(15分休憩)
雲取山荘 14:20
5月15日
雲取山荘 5:20
雲取山 5:40(20分休憩)
雲取奥多摩小屋 6:30
ブナ坂 6:50
堂所 7:30(15分休憩)
鴨沢 9:00

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