唐松岳(丸山ケルンまで) 2009年4月4・5日

山岳ガイド福田さんの唐松岳行きに参加する。
昼前に白馬駅に集合し八方尾根スキー場のゴンドラ乗り場へ移動すると
ポツポツと雨が落ちてきた。
ゴンドラに乗って兎平へ

ゴンドラからリフト2本を乗り継ぎ、降りると目の前は八方池山荘!
標高が上がるので途中で雨からミゾレヘ、そして八方池山荘へ着く頃には
雪へと変ってしまった。今日はこのまま天気が悪いようだ。

山荘周辺の斜面を使って雪訓を受ける。
いざと言う時に対処できるよう、これは継続して何度もやっておいた方がよいでしょう。

夕方以降は雪の量も多くなって次第に吹雪なる。
おとなしく八方池山荘の中でのんびりしてました。

翌朝(半強制的に起こされる)、天候は回復する。山荘周辺では風も収まりいい感じ。
思ったほど朝焼けしなかったが日のではちゃんと見えました。
八方池山荘の裏から日の出を眺める

朝飯食べたのち出発する。
白馬岳だけ山頂が見えるが、その他の山々は全て雲の中です。
でも上空は雲がまったく無く晴れ、風も収まっているので何気に暖かい。
稜線だけ雲が掛かっている

ケルン

八方山を通過して更に登ると八方池の所へ到着する。
当然ながら池は全て雪に埋まっており、単なる広場になってました。
八方池付近から見上げる

八方池の脇にある高台にNPO法人ACT(雪崩事故防止の活動をしている団体)の
装置がありました。


更に丸山ケルンを目指して登っていきます。
少しづつ斜面が急になって標高がどんどん上がっていきます。
それに伴いだんだん風が強くなり、飛雪が顔に当たって痛い。
シュカブラの斜面を登る

丸山ケルンに近づくとすごい強風になる。
他の人より受風面積が大きいワタシは、ひとり風にあおられ「よろよろ」と
なんとも情けない状態。
白馬三山

丸山ケルンに到着すると、すごい風でとても風上側を向いているのは困難な状態です
福田さんの判断で「今日はここまで」となり、下山する事になりました。
残念ですが、これ以上登ってもキツイので仕方ありません。
このへんで引き返します

丸山ケルンから下り始めると風はだんだん収まり穏やかになります。

時間も早いので途中で長めの休憩を取り、山スキーをやっている人たちの滑りを
眺めたりしながらのんびり下山となりました。
八方尾根は見晴らしが良いので白馬三山や妙高山などの北信の山々などを眺めながらの下りです。
第3ケルン付近から見下ろす景色

八方池山荘からは下りのリフト・ゴンドラで降り、解散となりました。
バスで長野に出て新幹線で帰る。

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