開聞岳 924m 2007年11月3日

朝4:30に鹿児島中央駅近くのホテルをチェックアウトする
コンビニで飯を買い込み始発の列車に乗るために駅に急ぐ
5:01発 指宿行き始発列車

まだ真っ暗だと言うのに部活で学校に行くと思われる高校生が結構乗ってました。
途中からも高校生が何人も乗ってくる。

レンタカーの方が自由が利いて便利なのは判っていたが、
「開聞岳は電車で行こう!」 っと決めていた
指宿枕崎線に乗ってみたかったのである

途中駅で徐々人がに下車して指宿駅に到着、そして接続する枕崎行きの
ワンマン列車に乗り換える。まだ真っ暗。
1両編成のワンマン列車

乗客は自分を含めて二人だけ。
もう一人の乗客も隣の山川駅で降りてしまった。
つまり、ここから先は運転手さんと自分の二人だけ、一駅づつ「次は○○です〜」とアナウンスしてくれる
なんだか申し訳ない気分になってくる。

途中の西大山駅で「JR最南端の駅です1分間停車します。写真をお撮りください」と
運転手さんの車内放送。降りて写真を撮る。
最南端の駅、開聞岳も綺麗に見える

3駅先の開聞駅で運転手さんに礼を言って降りる。
そして行ってしまった。回送列車状態。

開聞駅は、とても綺麗なトイレとベンチしかない殺風景な駅でした。
開聞駅、なにも無い

駅を出て歩き出す。民家の軒先にはハイビスカスが咲いていた。やはり南国だ。
少し歩いて右折する。踏み切りを渡って登り始める。
ここから先は一本道なので、とにかく道なりに直進する。
開聞岳も見える。

途中にトカラヤギがいる。
さらに直進すると、右手に山麓ふれあい公園があり左手はローンスキー場
そして、2合目の登山口へ到着する。駅からだいたい30分くらい、思ったより近かった。
2合目登山口

薄暗い樹林帯の道を登り始める。一気に汗は噴出す。
一汗かくとペースもあがる、登り勾配は単調でとても歩きやすく飛ばしたつもりは無いが
結構早い時間で3合目・4合目とドンドン通過する。
7合目に着くと、むかしむかし深田久弥さんが下ったと言われる川尻方面への道が
なんとなく残っていて、柵が張ってありました。
この柵の先、草が生茂り歩くのは無理かな

大石がゴロゴロして、ちょっとだけ緊張する部分を通過して少し登ると
仙人洞なる場所がある
杖がいっぱい捨ててありました

ここから先、両脇の木が低い位置で覆いかぶさり中腰で歩く所がかなりあり
腰が痛くなりました。
少し開けた場所に出て下界を見ると、かろうじて影開聞岳が見えました。
影開聞岳、やっぱり円錐形

大変歩き難いハシゴを超えて、山頂へ到着。
先着が4名いました。
開聞岳山頂、バックには池田湖

天候は晴れ、霞がかかり遠くの島々は見えませんでしたが
周りは何も無いので、とてもよい景色でした。
30分ほど休憩する。

下山開始
ドンドン降りていくと、登ってくる人と何度もすれ違う。
そのたびに「早いですね何時に出ました?」と聞かれた。
毎回同じ事を答えた。

2.5合目まで降りる。ここで川尻温泉へ行くために来た道を外れて開聞岳自然公園方面へ
2.5合目

5分も歩かずに舗装路へ出る
ここから舗装路

長い下り坂を歩く
下り坂、ラクチン

トカラ馬を見ながらドンドン下り自然公園の入り口へ到着する
入場料ならぬ退場料350円を払い更に下る。
公園入り口のゲート

川尻温泉まで歩き風呂に入る。
かなり熱かったがいい風呂でした。

温泉を出て海岸まで降りる場所があったので行ってみると
こんな景色でした

指宿までバスで移動、列車・バスと乗り継ぎ
羽田行きの最終の飛行機に乗って帰る。

今回は霧島・開聞岳と鹿児島2山の山旅でしたが
山登り以外に面白い事が沢山あり、お腹いっぱい
興奮気味に帰宅する。

コースとタイム

開聞駅 6:45
2合目登山口 7:10
開聞岳 9:00(30分休憩)
2.5合目 10:40
山麓自然公園 11:15
川尻温泉 11:40

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