甲斐駒ヶ岳 2967m 2008年9月5日

8月に消化しきれずに残っていた夏休みを使って金曜日に登る。

最初は長野県側から北沢峠に入るつもりだったが、よくよく調べると芦安に
車を停めて広河原乗り継ぎのバスの方が1時間以上早く着く事が判明、
やはり時間に余裕がある方が楽なので迷わずこちらへ変更する。

朝6時に芦安の駐車場からバスに乗り約1時間で広河原へ、バスは1台に
ほぼ定員が乗っていた。
芦安のバス停

そして南アルプス市営バスに乗り換えて北沢峠へ、
釣り人が途中下車して最後までバスに乗っていたのは5人だけでした。
広河原で乗り換え

テント泊、と言ってもテントを担いで歩くのは北沢峠のバス停から
駒仙小屋のテン場までの僅か10分ほど、それ以外はサブザックのみで
歩くと言うテント泊にしては楽々山登りです。
駒仙小屋のテント場

駒仙小屋に着くと、すぐにテントを設営し水などを汲んで出発する。
橋を渡り沢沿いの緩やかな道を登ると仙水小屋に到着する。小屋番さんが掃除をしてました。

若干傾斜が増して岩がゴロゴロした場所に出る。


そのまま歩くと仙水峠に到着する。
先程まで綺麗に見えていた甲斐駒ヶ岳ガスがかかり始めていた。
何とか頂上に着くまで晴れていてほしい!
甲斐駒ヶ岳と摩利支天、なんとなくガスが掛かり始める

仙水峠からは一気に傾斜が増して辛い登りになる。
周りの樹木の背丈が徐々に低くなりハイマツが多くなると
駒津峰に到着する。この頃になると山頂は雲の中に入ってしまった。


休憩ののち出発、
2回くらい昇り降りを繰り返し直登コースと巻道コースの分岐になる。
迷わず巻道コースへ花崗岩の崩れた白い砂地の上を登る。
花崗岩

摩利支天への分岐も通り過ぎる。なんだか燕岳みたいだ。
燕岳みたいだ

ガスの合間から山頂が見えた、っと言うより目の前だった。

山頂へ到着、ガスで全く展望なしだけどかなり明るい
眩しくて目が痛くなるような感じがする。


十分に休憩したので下山開始、駒津峰までの登り返しが辛かった。
登りとは別ルートの双児山方面へ歩き始める。
途中浮石が多く大変歩きにくい所があった、
またハイマツ帯ではホシガラスが沢山飛んでいた。
双児山

双児山から北沢峠までは大変歩き易い道の下りでした。

駒仙小屋のテン場に戻ると雨が降ってきた。
テントの中でビールを飲んで昼寝、1時間位して目が覚めると雨は止んでいた。

自宅出発前の天気予報では明日は下り坂、
明日は仙丈ケ岳へ登る予定、果たして天気は…

コースとタイム

北沢駒仙小屋 8:10
仙水小屋 8:40
仙水峠 9:05(5分休憩)
駒津峰 10:10(10分休憩)
甲斐駒ヶ岳 11:15(35分休憩)
駒津峰 12:40(10分休憩)
双児山 13:20(10分休憩)
北沢峠 14:20
北沢駒仙小屋 14:30

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