常念岳 2857m 2008年7月12日

約4年前に体調不良で途中断念した常念岳の再チャレンジです。

前夜1時に一ノ沢登山口に到着、登山口は駐車禁止なので少し手前の
駐車スペースに車を止める。すでに先着2台あり。

5:30に起床、6時に登山口の監視所でカードを書いて出発する。
4年ぶりにここからスタート!

この一ノ沢コース、最初は穏やかで進むにつれてドンドン傾斜が増すコース
前回は最初からハイペースで飛ばし、後半バテバテになり山頂手前で動けなく
なると言う失敗をしているので、セーブしながら歩き始める。

でも、無意識のうちに結構早いペースで歩いていた。
大滝ベンチに到着するが、まだ歩き始めて45分なので写真だけ撮って
休憩無しで更に歩く。
このコースは水が豊富

烏帽子沢を過ぎて、さらに登る。
だんだん傾斜が増してきた。

本来は川の左岸に道があり、最後まで川を渡ることは無かったのだが
道が崩れてしまったようで、途中から右岸に出来た新しい道を通る。
(事前に常念小屋ホームページで確認)
新しい道へ入るところ

そして左岸に戻ると雪渓が残っていた。
長さは100m弱(そんなに無かったかも)アイゼン無しでも問題は無く通過
雪渓があり

少し登ると、もう一つ雪渓があった。(かなり短距離)
その先は階段。
急な階段

最後の水場手前にも雪渓が残っていた。
ジグザグに登ること35分で常念乗越に到着する。
常念乗越

ここまでは無風で暑かったけど、常念乗越に着いたとたんにすごい強風
風を避けるためハイマツの陰に隠れて休憩する。

強風のなか出発する。
時より、立ってる事も出来ないような風が吹き帽子も飛ばされそうになる。

だんだん常念小屋が小さくなって、横通岳と同じ高さになり大天井岳も見えてきた。


前回断念した地点を通過して頂上が見えてきた。
あと少し

三股からの道と合流して、ひと登りすると山頂へ到着する。
途中散々苦しんだ強風は収まっていて平穏な山頂でした。
常念岳山頂

晴れている。
大天井岳や燕岳、後立山の方まで見えるが
槍・穂高の稜線は雲が掛かり大キレットの鞍部しか見えなかった。
雲がかかった槍・穂高の稜線、う〜んイマイチ
大天井方面、こっちは良く見える

約30分の休憩ののち下山開始する。
少し下ると、また強風になる。
風が強すぎて花の写真も撮れない

常念乗越に戻り、また休憩。
下ってきた道

常念小屋をのぞいて見る。
泊まらない代わりにTシャツでも買おうと思ったが、気に入った色が無かったのでやめにした。
常念小屋

下山開始する。
結局、滞在中に槍・穂高の稜線から雲が切れることは無かった。
そして強風も

来た道を戻る。
小屋泊まりでしょうか、続々と人が登ってきました。
約2時間で登山口へ到着する。

しゃくなげ荘の風呂に入り帰る。
下界は猛暑でした。

コースとタイム

一ノ沢登山口 6:00
大滝ベンチ 6:45
最後の水場 8:10
常念乗越 8:45(15分休憩)
常念岳 10:10(30分休憩)
常念乗越 11:20(20分休憩)
最後の水場 12:00
大滝ベンチ 13:05(10分休憩)
一ノ沢登山口 13:50

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