岩手山 2038m 2007年9月23日

朝5時前に盛岡駅前のホテルを出発する。
気温14度、やはり関東より涼しい。

一般道を走り、焼走り登山口へ到着する。
止まっている車の数は少なく、少し拍子抜け。
やはり花の時期が終わり、紅葉は始まっていない中途半端な
時期だからだろうか?
駐車場 ガラガラ

トイレを済まし出発する。
ここから出発

歩き始めて気付く。クモの巣が多い!
って事は本日の一番先頭を歩いている事になるのか?

最初は水平な道で徐々に傾斜が増していく
第1噴出口跡までは同じような道が永遠と続く。
こんな道

第1噴出口跡まで来ると辺りが開ける。
ただこの時点ではガスが掛かり展望は無かった。

ここから先は一直線のトラバース道。
トラバースとは言っても、かなりの傾斜で登るのに苦労します。
それに砂地だし・・・

息を切らしながら休み休み登る。
コマクサの花は終わっていたが、良く見ると花を付けたコマクサが数株残っていた。

そしてそして、気が付くと辺りのガスが晴れ始め、遠くの景色が見え始めた。
岩木山と八甲田山が見える。岩手山の山頂も見えてきた。
昨日の早池峰山は天候に恵まれなかったので、なんだかとても嬉しい。
だんだん晴れてきたぁ〜

この一直線のトラバース道が終わると樹林帯に入りツルハシに到着。
さらに登ると避難小屋が現れる。
平笠不動避難小屋

山頂を見上げると急坂が待ち構えていた。
見た目には、すぐ着きそうな感じですが・・・

休む回数がさらに増えてヘロヘロ。
火口の縁に出ると傾斜も緩み、最高地点の薬師岳がすぐ目の前になる。
薬師岳が目の前

程なく山頂へ
馬返しから登ってきた人だろうか?
それとも8合目の小屋に泊まった人であろうか?
そこそこ人がいました。
山頂へ到着する

完全にガス晴れて盛岡市内はもちろん、秋田駒ヶ岳や鳥海山
そして昨日登った早池峰山まで見えた。
大きな山が近くに無いので素晴らしい展望でした。

下山は来た道を戻る。
全体的に砂地の急坂が多いのでズルズルと滑りやすく慎重に降りる必要がある。

ツルハシを過ぎると登りで苦労した急なトラバース道の下りになる。
普通に歩いていても、どんどんスピードが出る。
急いだつもりは無いが、35分かかった登りに対して下りは15分でした。

駐車場の付近まで降りて「焼走溶岩流」を見てみる。すごい光景だった。
それに岩手山が綺麗だった。
黒い溶岩流と岩手山

時間的に、かなり余裕があるので八幡平へ行く事にする。

コースとタイム

焼走り駐車場 5:50
第1噴出口跡 7:10
ツルハシ 7:45
薬師岳 9:25(20分休憩)
ツルハシ 10:45
第1噴出口跡 11:00
焼走り駐車場 12:00

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