鳳凰山 2840m 2010年9月11日

最後の夏休みを使って金曜日に鳳凰山へ登る事にする。
早起きして自宅を出発、韮崎インターで中央道を降りて青木鉱泉の
ホームページに載っていた道順で登山口へ向かう。
青木鉱泉まで舗装路と書いてあったが、途中500mと青木鉱泉の
直前500mは砂利道でした。
青木鉱泉で2日分の駐車料金1500円を払って出発する。
青木鉱泉

出発してすぐに分かれ道があるのでドンドコ沢コースへ向かう。
沢沿いをアップダウンしながら徐々に登って行くと山沿いコースと
合流してからキツイ登りに変ります。
この看板が分岐点、ドンドコ沢へ

分岐があり南精進滝へ向かう、途中ロープが張ってありそれを頼らないと
登れない所がありました。
南精進滝

登山道へ戻りさらにキツイ道を登っていく、たまに下りがあり登り返す
ガスが出て薄暗くうっそうとした樹林帯でした。

鳳凰滝と白糸滝も立ち寄ってみたがガスで滝がよく見えなかった。
ガスでイマイチ見えない・・・

かなり段差があるシンドイ道を登り五色滝への分岐に到着する。
どうせガスで見えないだろうと思ったが念のため滝へ寄ってみる事にした。
滝に到着して休んでいると徐々にガスが晴れて滝全体が見えるようになった。
五色滝、思いのほか大きい滝だった

鳳凰小屋に向けて歩き始めると下ってくる単独の女性とすれ違った
よく考えたら青木鉱泉を出発して初めて人に会った。

さらにキツイ登りが続くが、登り切ると辺りが開け河原に出ると
地蔵岳の姿が見えるようになる。そこからは傾斜が緩く楽になり
それほど歩かずに鳳凰小屋へ到着する。
こんな感じで辺りが開ける

ひと休みしてから宿泊受付をする。本日一番のりだった。
小屋のおじさんに地蔵岳まで行ってくるように薦められたが
ここまで来るのに疲れてしまったので夕方まで小屋前のベンチで
酒飲んでのんびりする事にした。
下界は連日猛暑ですが標高が高いので涼しくて快適でした。
洗濯物が干してある鳳凰小屋

同じ小屋泊まりの人やテント泊の人とあれこれ話しているうちに
夕方になり夕食のカレーライスを食べたあとはすぐに就寝となりました。

平日なので空いていて小屋の宿泊者は自分も含めて4人でテント泊も4人でした。


朝5時起床、御座石鉱泉方面へ5分ほど歩いて富士山がよく見える場所へ行く。
ちょうど朝食の時間と日の出の時間が重なってしまったので日の出の瞬間を
見ることは出来ませんでしたが、なかなかよい景色でした。
夜明け前の富士山

朝食後、地蔵岳へ向かって歩き始める。
小屋を出てすぐに急な登りになり20分ほどで樹林帯を抜けて砂地の道へ出ると
そこからが大変でした。蟻地獄のように登るのに難儀しながらもゆっくり
登っていくと思いのほか早くオベリスクの根元へ到着しました。
砂地で進まない

足元にお地蔵さんが並んでいて、その先には甲斐駒ヶ岳が見えました。
お地蔵さん

その先に甲斐駒ヶ岳

地蔵岳

休憩した後ひと登りすると赤抜沢の頭に到着、今度は北岳や間ノ岳、仙丈ケ岳も
見えるようになりました。
北岳

地蔵岳方面、八ヶ岳も見える

観音岳の途中にある鞍部へ下り、そこから登り返す夜叉人方面の山小屋から来た
と思われる人たちと数人すれ違った。
そして観音岳山頂へ着くと昨日鳳凰小屋で一緒だったご夫婦と再会する。
薬師岳へ往復して鳳凰小屋へ戻ると言ってました。
観音岳

他にも団体さんがちょうど到着して山頂だけにぎやかでした。
観音岳山頂より地蔵岳方向

観音岳から薬師岳までは標高差があまり無い平坦な道で快適な散歩でした。
こちらは薬師岳方向

薬師岳山頂バックは白根三山

天気が良く展望が最高でしたが薬師岳から中道に入るとすぐに展望が無くなる
そしてひたすら下る道になり御座石以外は特に見所なし、あまりに長いので
途中から足の親指にマメが出来てきた。

林道を横切り更に似たような下り道を延々と下ると林道に出る。
今度は林道を歩いて青木鉱泉への近道を利用して川を渡り駐車場へ戻る。

韮崎市内の温泉に入り帰る。

今回は天候に恵まれ最高でしたが、標高差1700mは登りも下りも堪えました。

コースとタイム

9月10日
青木鉱泉 8:00
南精進滝 9:25(5分休憩)
白糸滝 11:05(10分休憩)
五色滝 11:45(5分休憩)
鳳凰小屋 12:50
9月11日
鳳凰小屋 6:10
地蔵岳 6:55(10分休憩)
観音岳 8:10(20分休憩)
薬師岳 8:50(15分休憩)
青木鉱泉 12:15

戻る

HOMEへ