針ノ木岳 2820m 2019年8月4日

針ノ木岳に登りたいと思い計画を立てる。
三大雪渓のひとつ針ノ木大雪渓は大変そうだし、景色も楽しみたいので
山小屋泊にしてついでに蓮華岳も登ることにする。

天気予報を見て約1週間前に針ノ木小屋の予約をする。

当日、朝4時前に扇沢の無料市営駐車場に到着。
数台分の空きがあり無事に止めることが出来た、まだ真っ暗なので車内で仮眠する。
次々に車が入ってきてあっという間に満車になってしまった。
扇沢の駐車場 この下に砂利の無料駐車場がある

明るくなってきたので支度をして出発することに、とりあえず扇沢駅にむかい
トイレを済ませる、きれいなトイレでした。
扇沢の駅

扇沢駅の脇にある登山口で届を書いて出発する。
最初のうちは車道を何度か横切り、ヘリポートを過ぎると本格的な登山道になる。
脇にある登山口

1時間ほどで大沢小屋に到着する。
とくに休憩の必要も無いので通過する。
大沢小屋

次第に川が近くなり斜面をトラバースする箇所が増える、そして大雪渓の一番下に到着する。
大雪渓が見えてきて

到着する

今までめちゃくちゃ暑かったのに雪渓から吹き降りる風が冷たくて気持ちよかった。
6本爪のアイゼンを付けて歩き始める。

白馬のようなピンク色の道標は無いので雪渓のど真ん中を落石に注意しながら登っていく。


途中の狭くなっている部分は雪渓が崩落していて大きな穴が開いていた。
近寄ったら落ちるかも

約1時間ほどで雪渓を登りきる。
雪渓終了

雪渓が終わったので急に暑くなって大汗かきました。
最終水場で冷たい水をくんで九十九折の道を登ると針ノ木小屋に到着する。
針ノ木小屋

しばし休憩、小屋の入り口に「本日は満室です」と書いてあり超満員のようです。

小屋の受付は後回しにして針ノ木岳の山頂へ行ってみることにする。
針ノ木岳山頂を目指す

けっこうキツい登りでしたが一歩一歩あるいて山頂に到着。
雲は多めながら立山や剣岳、薬師岳や黒五などが見えて、眼下には黒四ダムも見えます。
それに人が少なくて静かなのでのんびり山頂を満喫しました。
到着

立山と剱岳

満足して山頂を後にして針ノ木小屋に戻る、まだ時間はお昼前で時間はたっぷりあります。
このまま小屋にいても暇だし日帰り可能だなぁ…
景色も楽しんだので宿泊をキャンセルして下山しよう!
という事になり、小屋の受付でキャンセルのお願いをすると快く了承していただきました。
超満員だったのでありがたい!と逆に感謝されてしまいました。

下山開始、小屋の荷揚げで頭上をヘリコプターが何度も行き交います。
荷揚げのヘリ

最終水場で再度水を補充したのですが、午前中は勢いよく水が流れていたのが
ほとんど枯れてしまいチョロチョロになってました。

大雪渓を下ります、午前中はひんやりして気持ちよかったのですが、なぜか帰りは暑かった。
雪渓を下る

大沢小屋で少し休んで、扇沢へ戻る。
最後の方は疲れてヘロヘロでした。

コースとタイム

扇沢 5:45
大沢小屋 6:45
針ノ木小屋 9:25(20分休憩)
針ノ木岳 10:35(25分休憩)
針ノ木小屋 11:40(30分休憩)
大沢小屋 14:10
扇沢 15:10

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