いろいろ調べたところ飛行機で小松空港まで行って、乗り合いタクシーの
「白山登山エクスプレス」を利用すればその日のうちに白山室堂まで
行けることが分かった。
乗り合いタクシーがJALの朝一便に接続なので、JALの早割り料金の
スーパー先得を予約する、これで電車で行くのとほぼ同じ料金で行ける
事になった。
羽田から飛行機に乗り小松空港へ到着、到着ロビーで出迎えてくれた
タクシーの運転手さんに案内され車に乗り込む、平日なので乗客は
自分ひとりだけで何だか申し訳ない気分、途中コンビに寄ってもらい
予定よりかなり早く登山口の別当出合に到着する。
途中から雨が降り始め別当出合に到着しても雨が降り続いていた。
雨が降っているこの「白山登山エクスプレス」は小松空港と小松駅から一ノ瀬を経由して
別当出合まで直接行く事が出来て片道3300円、しかも帰りは途中で入浴施設へ
1時間ほど立ち寄ってもらえるという便利なタクシーでした。
登山者の数も少なそうだし傘をさしながら歩いても問題無さそうだったので
とりあえずカッパを下だけ履いて折り畳み傘で歩き始めるとすぐに雨が止んでしまった。
この橋を渡ると砂防新道へ入る別当出合の橋を渡り砂防新道へ入る、登山道はとてもキレイで歩きやすく
道幅も広かった。そしてコースタイムの半分の時間で中飯場に着いてしまった。
ここでカッパを脱ぐ。
中飯場のトイレ雨は止んでいるが見通しは悪く周りの山肌が見えるのみ、また標高の高い
ところは雲の中で登るにつれて周辺がガスで覆われるようになってきた。
甚之助避難小屋に到着する、新しく出来た小屋のようでとてもキレイな
トイレが併設されてました。小屋の前が広いスペースになってたがベンチなど
休む所がなかったのでひと登りしたら古い小屋とその前にベンチがありました。
昼食にする。
きれいなトイレと避難小屋斜面をトラバースするような登山道を歩き、その先は急斜面の階段道を登る。
途中に延命水があり通り過ぎると黒ボコ岩に到着する。今回はこの部分が
いちばんキツかったかもしれない。
黒ボコ岩 周りはガスガス周りはガスで何も見えず、また休んでいると急速に体が冷えてきたので
先へ進む事にする。歩き始めるとすぐに弥陀ヶ原に入り木道が現れる
そして何も見えず。
弥陀ヶ原 相変わらずガスガス弥陀ヶ原の反対側まで歩くと登り斜面になりひと登りするとガスの中から
忽然と室堂ビジターセンターが現れる。
ガスの中からいきなり現れた宿泊の受付をして客室へ案内される。平日で空いているので隣の人とは
スペースを一人分空けて割り当てているようでした。
ビール飲んで時間を潰し、夕食ののち午後8時で消灯となりました。
翌朝は日の出を期待して5時前に起きてみるがガスガスだったので二度寝する。
6時から朝食なので食堂近くで待っていたら急速にガスが晴れてきて青空が
広がってきた。急に登る気マンマンになる。
ん？ガスが晴れてきた！朝食を食べてトイレを済まし支度して出発する頃にはガスは無くなるどころか
完全に雲が無くなり快晴になっていた。神社にお参りして神社脇から伸びている
山頂への道を登り始める。ここも道はキレイで歩きやすかったが標高が高いので
苦しい登りでした。
すっかりいい天気に！そして最高点の御前峰に到着する。
目の前には別山が見えて、遠くには御岳・乗鞍岳・北アルプスが見えた。
槍ヶ岳の姿もハッキリ確認できた。
また、反対側には剣ヶ峰や大汝峰、手前には3個ほど池があるのが分かる。
山頂に到着
反対側には池が見える、大汝峰も登ってきた道とは反対側に降りてお池めぐりコースへ入る。
9月なので、どの池も水位は低かった。各所に色々説明が書いてあった。
いちばん大きい翠ヶ池でコースがUターンし千蛇ヶ池から近道を通り室堂へ戻る。
翠ヶ池
千蛇ヶ池
室堂へ戻る その先には別山別当出合に向けて下山を開始する。
昨日はガスで何も見えなかった弥陀ヶ原ですが、今日は全て見渡せ良い景色でした。
弥陀ヶ原黒ボコ岩から観光新道へ入ると急に道が細くなる。
普通の登山道なのだが砂防新道がメチャクチャ歩きやすかったので、どうしても
道が悪いような気になってしまう。
避難小屋が見える左手に砂防新道を登る人を眺めながら見晴らしの良い登山道を降りていく
すれ違う人はまばらで砂防新道より登る人は少ないようであった。
殿ヶ池避難小屋殿ヶ池避難小屋で少し休憩してさらに降りてゆくと一ノ瀬へ向かう道との
分岐に到着するので左折する。
ここからが大変急な下り坂で登りはとても辛そうだった。
別当出合に到着する。
タクシーの待ち合わせ時間まで時間があったので売店の自販機に売っていた
ビールを飲んだ。
途中で風呂に入り小松空港まで移動、夕方の飛行機で東京へ戻る。