越後駒ヶ岳 2003m 2006年6月24日

以前から越後駒ヶ岳は枝折峠から登ろう!と決めていたのだが、大雪の
影響で未だ枝折峠までの道は通行止のまま、ダメなら駒ノ湯から登ろうと
行ってみる。

手前にある大湯温泉の公園に車を止めて朝まで仮眠する。綺麗なトイレが
ありました。

そして朝、国道の分岐点まで行ってみるが、やはり「通行止」めの看板があり
通行止めは解除されていないようでした。看板をどかして行けば大丈夫そうな
気もしましたが・・・駒ノ湯らの登山が決定!(辛そうだぁ〜)

すぐに登山口へ到着する。まだ誰もいませんでした。
のんびり支度をしていると1台車が来た。挨拶ついでに聞いてみると、親子連れ
で、やはり駒ヶ岳へ登るようだった。

そして一足お先に登り始める。天候は曇りで、ときより雨がパラパラと降る
生憎の天気でした。
入り口(帰りに撮影)

そしてすぐに吊橋で川を渡る。小走りで渡ったら「ボヨ〜ン ボヨ〜ン」っと揺れて
気持ち悪かった。
すぐにつり橋現る

ここから単調な登りで、一気に汗が吹き出た。そして最初のピークを登り切ると
少し下りがあり一息つけた。(けっこう距離がありましたが・・・)
そしてさらに登りはキツくなり、かなりの急登に苦しむ。クサリも一箇所登り
その後も足場の悪い急な登りが続く、「帰りも辛そうだ」などと思いながら
必死で歩く。

あ 汗が止まらない・・・ 
体調が悪いのであろうか?
それとも湿度が高いから??

Tシャツがびちょびちょのまま「ヘロヘロ」になりながら歩くと、登山道にひょこり
三角点が現れる。標識も何も無いが、ここが小倉山のようだ、本来なら駒ヶ岳が
ドドーンと見えるはずだがガスで何も見えず。
いきなり三角点

ここからは夏道と残雪の繰り返しで、比較的平坦です。そして地図ほどの距離は
感じず百草ノ池に到着する。雪に埋まっていて池はありませんでした。
なぜか急に明るくなり太陽が出てきた。
急に明るくなってきた。

次第に傾斜が増す道を歩くと、道脇にシラネアオイが咲いていた。
こりゃきれいだね!

そして大きな雪渓が現れる。3mほど登ってみるが滑って思うように歩けなかった
のでアイゼンを装着する。
真っ直ぐ上に向かって登ります

50mほど歩いて夏道が出たのでアイゼンを外す。そして急登を歩くと駒ノ小屋の
鉄塔が見えてきた。小屋のおじさんがこちらを眺めていた。
小屋手前のクサリ場に着くと看板が有る。
「雪渓は登るな」との事

登り切ると駒ノ小屋に到着する。おじさんは小屋内にいたので素通りして頂上を
目指す事にした。
駒ノ小屋と真っ白な山頂

夏道→残雪→夏道を歩いて山頂へ到着!誰もいなかった。
八海山は雲で見えなかったが、反対側の景色はバツグンでした。
やぁ〜登って良かった。
いろんな物があった

しばし休憩の後、駒ノ小屋へ戻り小屋番のおじさんと色々話す。
「明日が山開きだと言うのに枝折峠まで通行止めなので人が来ない・・・」っと
ぼやいていました。

下山途中ですれ違ったのは全部で10人ほど、何だか静かだね〜
急な下りが多く気の抜けない状態でしたが、どうにか駒ノ湯まで戻る、目標時間を
大幅に過ぎてしまったがPM2:00前に駒ノ湯まで下山する。

駐車スペースのすぐ近くに有る駒ノ湯山荘に入ってみる。ぬるいお湯と熱いお湯に
交互に入ると良いらしい。ぬるい方は全裸でプールに入っているような感触でした。

山と渓谷社の、この本

越後駒ヶ岳の地図が載っているページに、南アルプスの北岳よりも標高の高い
山が載っていた。実際にはそんな山は存在しなかった(笑)。
この本をお持ちの方はご確認ください。。。
2007/6追記 本屋で最新の版を確認したところ訂正されていました

コースとタイム

駒ノ湯 5:45
小倉山 8:00(10分休憩)
越後駒ヶ岳 10:10(15分休憩)
小倉山 12:00(10分休憩)
駒ノ湯 13:55

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