朝日岳 1870m 2009年9月19日

初めてである9月の5連休、誰が名づけたか「シルバーウィーク」 まあ、適当な名前とは思うが・・・
どこの山も混雑は必至なのでなるべく早めに登山口へ向かう事にして、会社から帰宅後
速攻で準備をして出発する。途中の東北自動車道は夜中のもかかわらずけっこう車が多く
渋滞こそしなかったが、時速60キロ位まで落ちてしまうことが何度もあった。
しかし、山形自動車道へ入ってしまえばガラガラになり快適なドライブのまま古寺鉱泉の駐車場へ
午前2時前に到着、車のライトを消すと一瞬で真っ暗になったのですぐに寝てしまった。

翌朝、周りの車がドアを開け閉めする音で目が覚める。しばらく寝ぼけていたが
起きて準備をして歩き始めることにした。
古寺鉱泉の駐車場

5分も歩かずに古寺鉱泉に到着する。宿泊した山登りの人は既に出発してしまったらしく
その場にいたのは釣り人だけでした。
古寺鉱泉

川を渡って古寺鉱泉の建物の前を左へ行くとすぐに登りはじめになる。
最初はジグザグに斜面を登り、尾根へ出ると緩やかな幅の広い道になり
その道が一服清水辺りまで続く、ブナの木が周りを囲っていて展望は無けど
歩きやすい道だった。
一服清水

ここからひと登りすると日暮沢小屋方面へ行く道との分岐に到着する。コースタイムが
良く判らなかったが古寺鉱泉から1:10で到着した。

傾斜が少し増して、本格的な登り道となる。古寺山の直前までは展望の無い道だった。
途中に三沢清水がある。今回のコースは3箇所水場があるが、この三沢清水が一番
おいしい水だったように感じました。
三沢清水の標識

そして、古寺山の山頂へ到着する。
これから登る小朝日岳とその奥に最終目的地の大朝日岳が望めました。
古寺山の山頂

そして気付く、紅葉してる!この辺の紅葉は確か例年10月に入ってからだった
ような気がする。今年の紅葉はかなり早いのではないでしょうか?

一旦下って小朝日岳へ登り返す。途中に巻き道との分岐がありましたが直進すると
ほどなく小朝日岳山頂へ到着する。傾斜のキツい急登でありましたが距離はさほどでも
ありませんでした。
小朝日岳の三角点と大朝日岳

ここから下りになる。「もったいないほど下る」がピッタリなほど下って行くと巻き道からの
合流点がありさらに下る。少し登り返すと平坦になり気持ちの良い稜線歩きになる。
見晴らしの良い道

銀玉水(ギンギョク水って読むんですね、違う読み方してました)を過ぎると石畳の整備された
きれいな道になるが、そのぶん傾斜がキツくなる。
銀玉水
急な登り

登り切るとケルンがあり、大朝日小屋が見えてくる。
大朝日小屋

特段用も無いので小屋は通過して最後の登りになる。小屋から約15分で山頂へ到着する。
南側は雲が増えて飯豊山などは見えませんでしたが月山は見えました。また周辺の朝日連峰の
山々がとてもキレイでした。
大朝日岳山頂

休憩をしたのち、写真を撮りながらのんびりと下山を開始する。
紅葉と大朝日小屋

来た道を戻るが、小朝日岳には寄らずに巻き道を通った。
この巻き道、水平移動かと思ったが何気に登りがありまして距離も長く感じました。

古寺鉱泉の駐車場まで戻ると車は増えてましたが思ったより人が少ない感じがしました。
4年前に出来た寒河江川沿いある大井沢温泉に入り翌日登る鳥海山へ移動する。

コースとタイム

古寺鉱泉 5:55
分岐 7:05(5分休憩)
古寺山 7:50(10分休憩)
小朝日岳 8:25(5分休憩)
大朝日小屋 9:45
大朝日岳 10:00(15分休憩)
大朝日小屋 10:25
古寺山 11:40
分岐 12:15
古寺鉱泉 13:05

戻る

HOMEへ