MM-141S SSC(スーパー サウンド コーティング)塗装

飽きたわけでは無いが、最近音に変化がほしいと思っていた。
長谷弘工業から、SSC(スーパーサウンドコーティング)が発売されたので
早速試してみる事にする。

現在メインスピーカーとして使用しているMM-141Sに塗装する。
ハセヒロさんのHPを見ると塗装後の乾燥に1〜2日必要となっているので
山に行かない3連休に作業する事にした。

MM-141Sの場合 400cc必要との事、100cc入りを4本購入
フロントバッフルは塗装が難しいらしいので塗装済みバッフルを購入


作業前日、同じCDを何度も聞いて塗装前の音を聞く
そして塗装後は音量がUPするようなのでアンプのボリュームを動かないように
セロテープで固定、そして寝る。

翌朝天気予報は晴れ、しかし翌々日は雨の予報でしかも台風が接近中なので
屋根つきの車庫での作業は諦め、屋内で作業する。

全ての窓を開けて換気する。
そしてブルーシートを敷いて作業開始


まず全体に掃除機をかける
そしてフロントバッフルを外す
吸音材類を取り出す

そして音室内も掃除機をかける
きれいになった

ここで塗装済みフロンとバッフルをはめてみる
あれ?隙間が・・・
隙間埋め用の板が付属します

そして塗装開始する。
まずはサイド板から、ここは平面なので刷毛がスムーズに動き簡単に塗れる
本当はドンドン塗るべきであるが、少し手を休めて撮影
半分だけ塗った状態

サイド板が終わると、前面部を塗ります。
切断面のため刷毛が上手く動きません。特に音室の中は塗るのに難儀します。
音道の中は見える範囲(刷毛の届く範囲)を塗ります。これも難儀する。

天井面・背面・底面の順に塗っていきます。



もう片方も同様に塗る。
塗装時間自体は両方合わせて1時間ちょっと
気化するのが早いので、素早く作業をする必要がありました。
片方だけ塗り終わった状態、色が違う(右が塗装済み)

そして、これが両方塗り終わった直後の写真


ちなみに塗装に使用したSSCの量は(片方で)
・サイド版外側(左右) 約40cc
・前面部(音室・音道含む) 約100cc
・天井部 約15cc
・背面部 約30cc
・底面部 約15cc

説明書とだいぶ違う、意識した訳ではなく塗ったら結果的にこのようになって
しまったのである。大丈夫なのだろうか???
まあ、塗り終わってから色々考えてもしょうがない


丸二日乾燥する 移動禁止らしい


約48時間後、完全に乾いたようで軽く手で叩くと明らかに塗装前より硬くなって
いるような感じがする。そしてユニット装着済みのバッフルを取り付けて完成!
とりあえず吸音材抜きで音だし。
完成!塗装直後とは色が若干異なる

固定してあったボリューム位置のまま音を出すと、明らかに音がデカイ、一段階
アップした音量になる。そして塗装前と比べるとクリアで音の解像度がアップした。
う〜ん これは良いかも!

ついでに吸音材を入れてみる。
・ニードルフェルトのみ
・戸澤式吸音レゾネーター のみ
・ニードルフェルトと戸澤式吸音レゾネーター の両方
この3通りを試してみるが、フエルトとレゾネーターの両方を入れた状態では
こもりのある音で、解像度も下がった気がする。

戸澤式吸音レゾネーター のみが一番良かったので、しばらくこの設定で聞いて
みる事にする。

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