|
趣旨・目的 |
・全国的に生息地が失われ絶滅危惧種に分類され国内希少動植物種に指定されているベッコウトンボの大分市内での生息が確認されて十数年、生育環境の劣化などで絶滅が懸念されています。
・この様な状況に対し生育地の保全と個体群保護のための飼育増殖活動及び新たな繁殖生育地の創設、移殖を実施し大分市東部大在地区を将来的に安定したベッコウトンボ生息地として後世の人たちに伝承することが私たちの責務であるという趣旨のもと今回の地域絶滅を回避するための保全プロジェクトを立ち上げました。
・私たちは、ベッコウトンボ及びその生息地の存在こそが他の生物種の生物多様性の豊かさの 指標、目標と考え、この保全活動を地域との協働体制構築を今回の保全プロジェクトの重要な目的として位置付けています。 |
|
活動日記・状況 |
2010.11.7 |
(磯崎、大圓寺湿地ビオトープ創造事業)
大圓寺ビオトープにビオトープ案内看板が完成しました。また大分県内で間伐材を使った木工製品を製作
している(株)NODの広瀬さんから木製の休憩所と車止めの寄付がありそれらの設置も行いました。
案内看板と木製休憩所
可動式車止め
|
|
2010.11.3 |
(磯崎、大圓寺湿地ビオトープ創造事業)
会員10名が参加してビオトープ周辺部にチガヤ400株を植栽しました。来年の春には、周辺一面に繁茂し
多くのトンボたちの休息場所が創出されることでしょう。
|
|
2010.10.21 |
(磯崎、大圓寺湿地ビオトープ創造事業)
ビオト-プ入口の駐車スペースとビオトープ観察路にロープ木柵を設置しました。
この日は会員4名と地域自治会から2名が参加しました。午後には自治会長から畑で採れたミカンの
差し入れがあり、みんなで美味しくいただきました。
駐車スペースの安全柵の設置状況
ビオトープ観察路のロープ柵の設置状況
|
|
2010.9.26
|
(磯崎、大圓寺湿地ビオトープ創造事業)
湿原及びビオト-プ周辺の森林との林縁部の枝切り、枝抜きを地域の人達と協働で実施しました。
将来、林縁部は観察用通路に使用する予定です。
|
|
2010.9.19
|
(磯崎、大圓寺湿地ビオトープ創造事業)
新しく創出した水辺を横断する木道を設置する作業に着手しました。
この木道の設置工事が終わる9月の末には、新たに創出した池に待望の水が入り多様な生物
の生息可能なビオトープが誕生します。
池の造成段階から気早い多くのトンボが訪れ、まだ水の入っていない池で産卵をしている姿が
見られこれからが楽しみです。
|
|
2010.9.18
|
(磯崎、大圓寺湿地ビオトープ創造事業)
自然的な水辺空間を創出するため、丸太護岸を設置しました。多様な生物の棲息環境に配慮
した自然体験型ビオトープを目指した事業活動を展開しています。
|
|
2010.9.15
|
(磯崎、大圓寺湿地ビオトープ創造事業)
難航した池の掘削は約一週間で完了し、整地作業のための測量を行いました。
|
|
2010.8.26
|
(磯崎、大圓寺湿地ビオトープ創造事業)
パワーショベルを投入し、新たな水辺を創出する為の掘削を開始しました。
軟弱土壌と地下水の流入で作業は難航しました。
|
|
2010.8.22 |
(磯崎、大圓寺湿地ビオトープ創造事業)
予定より一週間ほど遅れてアシ刈取り、焼き払いがやっと終了しました。
会員等活動参加者は延べ72人でした。お疲れ様でした!
|
|
2010.7.19
|
(磯崎、大圓寺湿地ビオトープ創造事業)
今事業の実施計画地約3200uのアシなどの刈取りを開始しました。
会員、地域の人たちの参加で2週間程度で完了の予定です。
|
|
2010.7.18
|
i磯崎、大圓寺湿地ビオトープ創造事業に着手しました。
(事業実施総面積:約3200u 水辺創出面積:約1500u)
事業実施地の現況です。地下水位が高くアシが優占した湿地植生が広がっています。
アシ原の中央付近に幅約10m長さ約300mの池沼があります。アシ原内には迷路のような水路
があり、ドジョウ、フナ、クサガメなど淡水魚類、爬虫類やヤゴ、甲虫など水生昆虫やそれらを食料
とする鳥類や哺乳類など多様な生物が暮らしていける良好な生息空間になっています。
|
|
2010.6.30 |
大在、T池の活動看板の付け替えと堰堤の草刈を実施しました。
|
|
2010.6.27 |
大在、T池で観察用仮設通路増設工事が完了しました。
|
|
2010.5.25 |
5月15日 T池でベッコウトンボの飛翔を会員が確認しました。
産卵らしき行動も!
|
|
2010.5.23 |
大在、T池で保全活動を開始。
ビオトープ創造のための管理用仮設道増設の準備をしました。
|
|
2010.5.16 |
ベッコウトンボ個体数調査を4月初旬より計6回実施しました。
調査結果はこちら→
|
|
2010.4.20 |
平成22年度 地球環境基金(一般)助成事業が内定しました。
助成事業名【ベッコウトンボ生息地域ネットワーク構築を目指す自然体験型ビオトープ創出事業】
|
|