海浜生態系再生プロジェクト
~命をつなぐ海岸の復活をめざして~

第12回TOTO水環境基金の助成を受け実施するプロジェクト

【プロジェクトの背景と目標】
大分県最大のアカウミガメ産卵地であった間越海岸は、
漁港整備や海砂採取の影響で砂浜が減少したことで海浜生態系のバランスが崩れ、
近年アカウミガメの産卵が激減しています。
そこで防砂垣による養浜活動と海浜植生等の海岸保全活動を実施し、
海浜生態系を再生することを目的とし、北部九州有数のアカウミガメ産卵地の復活を目標します。


2018年9月29日(土)海プラクリーン作戦

海岸に流れ着いたプラスチックゴミ(海プラ)の問題を考える今回のイベントは、海岸ゴミの分別作業、
日本文理大学の学生による海プラについてのスライド発表及び意見交換会を実施しました。


ゴミの分別作業

学生による海プラの発表
ゴミ各種
 
集合写真


2018年6月9日(土)海岸保全活動inはざこ

既に2018年は2回のアカウミガメの産卵が確認された間越(はざこ)海岸にて、ビーチクリーンと防砂垣の設置・修復作業を実施。
作業前には、実際のアカウミガメの産卵場所でウミガメレクチャーをおこないました。


ビーチクリーン

防砂垣の設置

集合写真

2017年12月2日(土)流木アートワークショップ

今年のプロジェクトの中で行った海岸清掃で集めた流木を使い、流木アートワークショップを開催しました。
資源の再利用を目的に、流木でウミガメのモニュメントと植木鉢に流木を挿しインテリア風オブジェを作成しました。


作業の様子(流木ウミガメ作り)

作業の様子(植木鉢オブジェ)

作業の様子(ペイント)
      
流木ウミガメ完成
植木鉢オブジェ完成


2017年9月30日(土)秋の海岸保全活動inはざこ

第1弾に引き続き防砂垣の設置と補修、保安林の下草刈り、ビーチクリーンで海岸のプラスチックゴミや流木を回収しました。

防砂垣設置・補修


作業前

作業中

作業後

保安林整備


作業前

作業中

作業後

ビーチクリーン


作業前

作業中

作業後



2017年8月19日(土)夏だ!海だ!ウミガメと学ぼう!海洋環境授業inはざこ

ウミガメのレクチャーから始まり、甲羅磨き体験、ウミガメの放流体験、ビーチクリーンまでウミガメ尽くしのイベント
甲羅磨き体験、放流体験では大人も子どもも、楽しくウミガメとふれあい、大海原へ旅立つ姿を温かく見送りました


ウミガメレクチャー

甲羅磨き体験

ウミガメ放流体験

ビーチクリーン
 
集合写真



2017年6月4日(日)ビーチクリーン&養浜活動

ビーチクリーン
午前中はビーチクリーン班と防砂垣の設置班に分かれて作業。
小さなゴミから大きなゴミまで皆様のお力で回収することができました。
大物は大きな漁網!力持ちの皆様で回収しました。
ダイバーの方も一緒に海の中のゴミ拾い。海の中には大きなカーペットが!

防砂垣の設置・修復
防砂垣の設置は、山のスペシャリスト「碧い海の会」の皆様と日本文理大学の学生の方々が協力し、設置と補修を行いました。
防砂垣の設置作業は午後も継続して行い、無事設置と補修が完了しました。