Step 6

CAP 232 3bai HP

機体データ Cap 232 3bai HP.pln
エンジンデータ OS 91 four Stroke cap3bai_hp.eng

アドバイザー kenken

カトちゃん 製作


Real Flight専用コントローラースイッチ説明
左側スティック左上のスイッチ
左で小舵角、
右で大舵角



機体解説

Real Flight DXオリジナルデータの機体の中で、
CAP232はトルクロールが出来る機体として貴重な存在
です。

しかし、オリジナルのCAP232のままでは非常に難しく、
トルクロール入門者、
すなわち出来ない人間が使って練習になるとは言えません。

難易度としては
実機RCでとりあえずは回せるようになった
という人間が「挑戦」するのに良いかな、
と言った所です。

その
とりあえずは実機RCを回せるようになった人間
(当時のカトちゃんのことです)」
が練習するのに良いレベルの機体データを考えていたときに

CAP232をVISUAL SCALEで
見た目だけ大きくすると良い練習になる機体が出来る
(VISUAL SCALE:Real Flightの機体編集機能の一つです)

と言うトルクローラー、kenkenのアドバイスにより
見た目を3倍にして挑戦...

...(T_T)

しばし意地になって挑戦した甲斐あって
なんとか2,3回転なら回せなくは無い所までは行きました。
しかし練習するにはまだまだ手強すぎると感じたので、
エンジンのパワーだけを3割増しにして
チョットだけ楽にしたのがこの機体です。

それでも手強いですよ〜!

楽にしたと言っても機体の垂直姿勢、舵を打つタイミング、方向、量、
全てが適正でなければ回り続けてくれません。

スグに頭を下げてしまいますので難しい機体です。

また、ヤキトリも出来ませんので、
アイレベルで回すには電信柱一本分ぐらいの高度を
トルクロールしながら降ろして来なければなりません。

この時、回転軸が垂直に通っていない状態でスロットルを抜くと
カンタンに頭を下げてトルクロールから抜けてしまいます。


fun fly bigシリーズ」は
頭を下げにくい機体
なので
トルクロールの舵を覚えるのに役立つのですが、
この機体にはそんな優しさはありません。

容赦無しです!

トルクロールを続けるには姿勢の乱れがわずかな内に
小舵(スロットル含む)を連続して打ち込んで
機体を垂直に立て続ける事が出来るだけの指を要求してきます。

更に、
実機RCで姿勢が大きく乱れてしまったときに垂直に立て直す方法として、
スロットルを吹かしながらエレベータ、ラダーに加えて
エルロンを同時に打ち込む方法がありますが...

この機体はちょっと大きく崩れたら
その方法でなくては立て直しが効きません。
総合的に実機RCでのトルクロールにとてもよく似た感覚です。

ところが、ある事に気が付くと実機RCと共に、
この機体でのトルクロールも楽に出来るようになる
のです!


その有る事、そして
Step6の練習ポイント
ズバリ、
スロットルワークです!

Step5でトルクロールをアイレベルで自由に出来るようになっていれば
左指は充分にこの機体をトルクロールさせられるレベルになっています。
それでもスグにトルクロールから抜けてしまうようならば

・修正舵を入れてスロットルを吹かした後、スロットルを絞りすぎている。
・機体を安定させられるだけスロットルが開いていない。

等々、
基本的にパワー不足ぎみにトルクロールをさせている事が一つ
もう一つは
修正舵を打つとき、スロットルの開け方が足りていない。
・大きく舵を打っても小さく舵をうってもスロットルを同じ量しか開けていない。

と言った原因で
舵が効くだけのパワーを与えていない

という事が挙げられます。

これはこの機体データも上手く回せず、
実機RCでも伸び悩んでいたときに
ホクセイモデルの池田氏に指摘された事です。
そのときに頂いたアドバイスにより
カトちゃんは一段、ポンとレベルUPすることが出来ました。
上はそのときに気が付いた項目を箇条書きでまとめた物です。

トルクロールはエンジンのパワーだけで機体を支えているのですから、
始めにまずパワーありき、なのです!
つまり、
トルクロールの要になる舵は実はスロットルなのです!

池田師匠に教えられながら
言われるようにスロットルを使ってやると
エレベータ、ラダーを少しサボっても
機体はトルクロールを続けてくれるではありませんか!


それ以来、カトちゃんはトルクロールの練習をするときは
左の指では無く、右指に神経を集中するようにしています。

その他に教えて頂いて気が付いた事としては
スロットルワークによってトルクロールの回転速度もコントロール出来る、
と言う事があります。
右指に神経を集中するようになってから
スロットルで機体をねじる感覚もわかるようになってきました。

この機体はその感覚がつかめてきたら
意外なほど簡単にトルクロールしてくれます。
(しかし、そこに至るにはまず
左指が何も考えなくても適切に動いてくれる事が前提になります。)



それからもう少しだけ優しければ回せそうなのに、
と思われる方のためにチョットだけアドバイス。

(ホントはStep2からもう一度やり直すのが良いのですが。)

Real Flightオリジナルのデータの段階で、
この機体はダウンの入りが弱いのです。
本機はその点も修正せずそのままにしてあります。
なぜならその特性のおかげで姿勢を乱しやすく、
手応えのある機体になっているからです。

難しすぎると感じる方はダウンの入りが良くなるように
機体データ編集機能ウインドウでダウンの舵角を調整すると一段楽になります。




***ここまで頑張った方へ***

カトちゃんのレベルで教えられる事が無くなりました。
ネタ切れです〜

m(_ _)m


もう皆さんは実機RCでのチャレンジも済ませている事でしょう。
いや、
実機RCでもかなりトルクロールが楽しめる様になっていると思います。
実機RCのトルクロール入門機で高度を下げて、
アイレベルの高度でのトルクロール
が出来る様になるには...

後は指より先ず度胸!

そう言えるぐらいの所まで来ているのではないでしょうか...。
度胸だけはシュミレーターでは身に付きません。
お互いに実機RCで頑張りましょう!

とは言っても、
もうシミュレータを使わなくなるわけではありません。
カトちゃんはこの先も色々な練習にシュミレーターを活用していくつもりです。
何か良い機体データが出来た時は
出し惜しみせずにUPしていきますのでお楽しみに!


また、カトちゃんがレベルアップして
また何かアドバイス出来るネタが出来たときは...
ステップ4.1とか5.1とかが出来るかも知れません。
とにかくこのコーナーは積極的に充実させたいと思っています。

最後に改めて
カトちゃんをトルクロールに引きずり込んでくれた仲間達と
ホクセイモデル、池田師匠に
この場を借りて感謝します!

m(_ _)m



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