2002 第4回 Cloud Dance

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さて、4日がかりのレポートとなりました
第4回クラウドダンスも終わりに近づいて参りました。
本日はとっておき、
オイシイところをタップリと
ご覧のなって頂きましょう〜!

 それでは、
 クライマックス・クラウドダンス、


レッツ、ビギン!でゴザイます!





サア〜!
通な方にはこの写真のヒロボーピッツ!
とんでもなく素晴らしいノウハウの詰まった機体だという事が
上の写真だけでお分かりいただけるのではないでしょうか?
 
この機体のオーナーは126番角田さん。
ヒロボーのピッツをスモーク吐きながら、
素晴らしい引きでカッ飛ばしておられたんです!
この引きならば
トルクロールも充分可能ではないでしょうか?
そう思える余裕のパワー、
しかもエンコン操作に素直に追従する
滑らかな吹き上がり!
エアキラーの林田会長が助手に付いておられるので、
ガソリンエンジン搭載機かと思いきや...
 
ナント!OS BGX搭載、
あの難しいと言われる
グローの2サイクルエンジンで、
スモークフライトをやっておられたんです!
更に特筆すべきは滑らかな吹き上がりの良さ!
下からタップリとトルクが出ている様子が伺えます。
そしてペラは20x10を充分回しきっていました。
カトちゃんのYS140Uでニトロ30%を使って
ボーリーの18x8がちょうど良い感じですから、
果たしてどれだけのパワーが出ているのやら!
着陸させるやいなや、
ヒロボーの池上さんが飛んできました!
須磨さん、エアキラーの新熊さん、
皆さん興味津々で質問攻めです!

「コレや!このマフラーとリンケージやで!」
エアキラーの新熊さん、機体を持ち上げてくれました。
マフラーはBCM社のBGX用、(須磨模型さんに
確認したところ、ワールドモデルス取り扱いの製品
らしいです。)このマフラーによるパワーアップと
エンジンの直ぐ後ろにサーボを取り付けたダイレクト
リンケージによる確実なスロットルコントロール!
これがこの機体の見事な飛びを産んだ秘密の様です。
スモークシステムは一般的な電動ポンプ。
この組み合わせなら大型機のスモークフライトも
ずいぶん手軽に楽しめそうです!
興味がお有りの方はエアキラーさんや須磨模型さんに
問い合わせされてはいかがでしょうか。

さてさて、
スモークの吐けるヒロボーピッツで盛り上がったりしながらも、
まだまだ競技は続きます!

Hokusei Modelの池田師匠です。いきなりエアキラーさんのG202、DA100搭載機で参加!
 
ウオーターフォールを軽〜くこなして
スローナイフエッジからコブラ、
コブラで目の前をローパスさせて...


コブラのままででクイックターン!
いつものF.Airと全く同じ鮮やかさです!

...師匠が何をどう飛ばしても
カトちゃんは見慣れてますけども、
いきなりガソリン機をいつものF.Airの様に
自由自在に操っちゃったのにはビックリしました!

「コレ、飛ばしやすいで〜、
大型機とF.Airはフィーリングが良く似てるんや〜!
F.Air飛ばせたらコレも、行けるで〜!
自分も、どや? (^^)」

...師匠!
あんまりカトちゃんを誘惑しないで下さ〜い!
カトちゃん、まだ壊れたくはありませ〜ん!



さて、

師匠がいきなり大型ガソリン機を自由自在に操ってビックリしてたら、
もう一人、いたんですよ〜!
いきなり超大型ガソリン機を自由に操るスゴイ人が!




もう、お分かりですよね、
音田君です!
皆さん、ゴメンナサイ!
やっぱり途中でカメラ放り出して
シッカリ見とれてしまいました〜(^^;)


上空でタップリ見せてから、
スモーク吐きながらゆっくりとコブラ、
そしてそのままスーッと降ろして
ドッシリと座ったホバリング!
 煙で見えなくなるまでタップリと見せてくれました!
堂々の優勝です!


もう、彼に叶うフライヤーはいないんじゃないでしょうか?



そんな事すら感じてしまう程の、
素晴らしい飛びだったんです!





しかし、





 いました!



音田君以上に会場のお客さんをタップリと沸かせた
素晴らしい飛びを見せてくれたのが、










エアキラーの新熊さんです!




始動も手慣れた手際の良さ!
ポロリンと一発でかけちゃいます!






テープを3本引きながらTake Off!
軽く上空を飛んで見せたら、そこから先は...







低い!ひたすら低い!

得意のハリアーで超、超低空を舐めるように這いずり回ります!
見ているこっちはドキドキ、ハラハラさせられっぱなし!
全く目を離す事ができません!

「アア〜、やっと高度を上げてくれた〜、ヤレヤレやな〜(^_^;)」

と思って安心したのも、ほんのつかの間!
とって返して帰ってきたら...




またまた低い、

低い!

低い〜〜!!!
スーパースローナイフエッジで
目と鼻の先!!


こわっ!
ナイフエッジから少し高度を上げたら
「ジャマじゃ!」
とばかりにウオーターフォールでリボンを引きちぎり

スモークを吐きながら暴れまくってくれました!!
しかも、やっぱり近くて低い...
最後のトドメのホバリングの後は
会場中が煙で真っ白!


...やっと着陸してくれました〜!

この時、会場中から拍手と共に
「ホ〜ッ...」
というタメイキが!
見ていて全く気が抜けない
ハラハラ、ドキドキの4分間、
とっても長〜く感じました!

新熊さんはこの間、
TOCを見学に行ったばかりなんですが
観客の目を奪って離さない
このフライトはTOC仕込みの飛び、
イエイエ、
正にTOCフライトそのものだったんではないでしょうか!

結果は僅差で2位だったとは言え、
最高の「WOW」(観客の受け)は
新熊さんの物でした!



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